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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 書肆侃侃房 |
| 発売年月日 | 2021/10/25 |
| JAN | 9784863854864 |

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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
極めて技巧的な小説で,あちこちに作者の批評的意図が透けて見えるのだが,それが少々うっとうしくもある。村上春樹に対するアンチテーゼという感じはする。 複数の視点が連続的に切り替わっていて,会話文が「」に入っていないので,筋を読むのが難しい。 批評家が小説を書くとこうなるのかという一...
極めて技巧的な小説で,あちこちに作者の批評的意図が透けて見えるのだが,それが少々うっとうしくもある。村上春樹に対するアンチテーゼという感じはする。 複数の視点が連続的に切り替わっていて,会話文が「」に入っていないので,筋を読むのが難しい。 批評家が小説を書くとこうなるのかという一例。批評家として名が知られているから出せるのであって,これが新人の初小説とかだと,あざとすぎて出版はされないのではなかろうか。 それでもテイストは嫌いではない。このところザ・純文学の分からなさに悩まされてきたので,このくらいの方が適度な気がする。
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十日間の手記、という形をとった話である。 その「手記」から受ける印象を裏切る様々な仕掛けと、参照される眠りをキーワードとした映画、小説といった先行作品たち。さらに、氏の評論集『これは小説ではない』も読まないと、この作品の「ほんとう」には近付けないのかも知れない。 どこまでいけば読...
十日間の手記、という形をとった話である。 その「手記」から受ける印象を裏切る様々な仕掛けと、参照される眠りをキーワードとした映画、小説といった先行作品たち。さらに、氏の評論集『これは小説ではない』も読まないと、この作品の「ほんとう」には近付けないのかも知れない。 どこまでいけば読んだと言えるのか、自信が無い。 手記というのは、書き始めた瞬間から現実とは解離してしまうもの。どうにかして近付けようとするほどに離れていき、決して重なることはない。もっともらしく書かれているのは、その書き手が嘘をついているということだ。
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