やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ 科学的に先延ばしをなくす技術

大平信孝(著者)

• 販売会社／発売会社: かんき出版
• 発売年月日: 2021/10/21
• JAN: 9784761275723

商品レビュー

2024/09/18

とにかく読みやすい。すっと入ってくる。
ただし、内容に目新しさはないと思った。よく言われるような事を、読みやすく分かりやすくまとめている感じ。私にはそれがありがたかった。

脳の「可塑性」が特になるほどとなった。何かを変えよう、何かに挑戦しようと思った時、どうしても大きな変化でないといけないと考えてしまっていたが、そうではなく、小さなアクションを繰り返して大きくしていくという必要があると気付けた。
その為には、「結果目標」ではなく「行動目標」という考え方も重要だと感じた。目標通り行動できたという自分がやるかやらないかだけで達成できる目標で、どんどん成功体験を積んでいくことが、アクションを怯まず繰り返すためのベースになると思う。
また、他の本でも読んだが、「行動の質」より「行動量」が、重要であることがより実感できた。10秒アクションでとにかく行動していこうと思う。

これもよく言われることだが、「他人ではなく過去の自分と比較する」はいくら頭で思っていても、負けず嫌いも相まって他人と比較しがちなので、克服したいと思った。

2024/09/16

上手くいかないのは今回だけど区切る！
できた、できないではなく、できた、まぁまぁできた、と細かく
1日のやることを投資、消費、浪費に分ける

2024/09/12

こちらは図書館で予約してから約3ヶ月…忘れかけた頃に届きました。
序盤で『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』（著：八木仁平）のような宗教めいた本になるかと一瞬怯みましたが、そこまでではなかったです。
どうやら小さなアクションから起こすと側坐核が刺激され、可塑性によって受け入れられる＝やる気スイッチが入るそうで、その「小さなアクション」のヒントが主に前半で、後半は前半の応用、発展形なのかなと思いました。
流石に2週間限定の図書館本で37もの行動は網羅も記憶も出来ないので最終的には前半を読み返しましたが、いくつかは印象に残りました。
例えば、「とりあえず動いてみて、それで上手くいかなかったとしてもそれは「失敗」ではなく、行動して得られた「成果」」と言うのは目からウロコでした。（何せ石橋をぶっ壊すまで叩いて渡らないようなタイプの人間なので(;´Д｀)）
とまぁ、本書内では37のコツでも「良いところに目を向ける（視点の切り替え）」ことと「書くことで思考を可視化させる」ことが散りばめられているように感じました。ので、とりあえずこの2つは意識しようかなと思いました。