「本当の自分」がわかる心理学 すべての悩みを解決する鍵は自分の中にある

シュテファニー・シュタール(著者), 繁田香織(訳者)

• 販売会社／発売会社: 大和書房
• 発売年月日: 2021/10/15
• JAN: 9784479797531

商品レビュー

2025/11/10

なんだか読みにくくて断念した。
ぐうたらの完璧主義な私にとって、何事も断念するのは悔しいが、仕方ない。

途中まで読んで、まあ読まなくてもわかってはいたが、私は影子の要素が強い。
ほぼ日向子はいない。日向子が作られる栄養素がなかったもの！

つくづく親の影響は良くも悪くも大きいなと思う。

もっと自己肯定感が高い、いや、普通の高さでよいから自己肯定感というものを私の中に育ててほしかった。
自己肯定感の高い、私用語「陽の人」には一生なれないし、口では説明でにないこの生きづらさ。
もっと生きやすい人格を持ちたかった。

親に感謝することと言えば、人に頼らず自分で何とかやってやる！私は今まで何度も乗り越えて来た！という自分を信じることができるところ。

親になった今、子供たちに私のような心が常に戦闘態勢の生き方をさせたくないので、親とは真逆の子育てをしようと奮闘している。
でも気づくと親が乗り憑ったかのような自分になっている時があり、とても苦しい。
されたことがないことは、できないんだなと悲しくなる。

この本を最後まで読んだらこの生きづらさは少しマシになったのかな。
でも読まなくても答えは自分の中にあるし、この自分が自分なんだ、これで生きるしかないという思いもある。
とりあえず、あの親の子供のわりによくやってる自分！優秀！明日からもよくできる！という自己暗示をかけて寝る。

2025/07/29

「本当の自分」を知ることが、対人関係や自己肯定感・人生の選択における最大の鍵である。また、自分の性格・価値観・行動パターンを理解することで、悩みの多くは解決できる。

2025/07/21

この系統の本を読むのは、ずいぶん久しぶりですが、くびをすくめたくなるような指摘が多くて、勉強になりました。

人に認められたいために、他者と比べて優れ、美しく、強く、裕福、あるいは“まったく違う人”になろうとする。その一方で、自分の弱みは見せないようにする。自分の強みと思っている面だけを見せ、弱みと思っている面を隠している。すると、周りの人と親しくなれるどころか、むしろ周りの人が離れていってしまう。

ケチは非常に嫌な性質だが、残念ながら世の中にはあまりにも多くのケチがいる。ケチは人を幸せにも、人生をより安定させもできない。反対に与えるものが多いほど、得るものも多くなる。

あなたの機嫌を良くする責任はあなたにある。

影子（刷り込まれた不安）で認識がゆがむ
→大人の自分モードで一歩退き、客観的な現実をチェックする
→相手の論拠（目線）で考えてみる