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星を掬う

町田そのこ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2021/10/18
JAN 9784120054730

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商品レビュー

4.2

627件のお客様レビュー

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2024/05/09

前夫のDVに怯える千鶴はラジオの投稿で準優勝に選ばれる。それは自分を捨てて出て行った母との最後の夏の思い出だった。子供の頃に傷を負うと大人になってもそれが自分のトラウマになって自分を縛っていく姿が怖かった。再び会った母と娘そして血の繋がらない人達との暮らし。最後に掬いがあって私も...

前夫のDVに怯える千鶴はラジオの投稿で準優勝に選ばれる。それは自分を捨てて出て行った母との最後の夏の思い出だった。子供の頃に傷を負うと大人になってもそれが自分のトラウマになって自分を縛っていく姿が怖かった。再び会った母と娘そして血の繋がらない人達との暮らし。最後に掬いがあって私も救われた。

Posted by ブクログ

2024/05/07

「宙ごはん」を読んで、一気にファンになった。 この本は2作目。 DVを受ける千鶴の描写があまりにも凄すぎて、 最初から、どきどきハラハラしながら読んだ。 いつまた、現れるか、逃げ切れるのか、 最後に、やっぱり出てきたときは、胸が張り裂けそうだった。 DVにしろ、虐待にしろ、痛み...

「宙ごはん」を読んで、一気にファンになった。 この本は2作目。 DVを受ける千鶴の描写があまりにも凄すぎて、 最初から、どきどきハラハラしながら読んだ。 いつまた、現れるか、逃げ切れるのか、 最後に、やっぱり出てきたときは、胸が張り裂けそうだった。 DVにしろ、虐待にしろ、痛みと恐怖で洗脳されて、 長い間苦しむことになる。 家族、親子、深く掘り下げていて、すごく考えさせられた。 子供の記憶は、大人の事情も社会のことも知らず、 自分の受けた感情だけで作られる。 楽しかった思い出が本当はとんでもない事だったり、 辛かった思い出が本当はいい事だったり、 成長しながら、少しずつ分かってくるものだと思う。 千鶴の場合は、ぶつりと途切れた思い出の中で、成長が止まってしまった感じだ。 「家族という言葉の呪いに縛られるな」という、 母聖子の言葉は、グサッときた。 家族だろうと、親子だろうと、一人一人の人生がある。 自分の人生は自分のもの。 若年性認知症の聖子の行動や言動を、とてもリアルに表現されていて、読んでいて、辛くてしょうがなかった。 よく、介護は最後の子育て、などと言われるが、 現実に家族は地獄を味わうことになる。 自分はとても子供たちに味合わせたくはない。

Posted by ブクログ

2024/05/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

わたしの人生はわたしのもの。 自分の不幸を誰かのせいにしてしまう、自分自身にも思いあたるような醜い感情の表現。

Posted by ブクログ

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