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家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2021/09/29 |
| JAN | 9784041109434 |

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家族不適応殺
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商品レビュー
4.1
21件のお客様レビュー
『死刑になりたくて人を殺しました』を読んで著者を知り、本書を読んでみた。 新幹線で無差別殺傷事件を起こした犯人を取材した記録である。 事件自体はかなりショッキングで、漏れ伝わってくる犯人の言動がまた、あまりに常軌を逸していて、とてもよく覚えている事件だった。 今回の著者の取材に...
『死刑になりたくて人を殺しました』を読んで著者を知り、本書を読んでみた。 新幹線で無差別殺傷事件を起こした犯人を取材した記録である。 事件自体はかなりショッキングで、漏れ伝わってくる犯人の言動がまた、あまりに常軌を逸していて、とてもよく覚えている事件だった。 今回の著者の取材により、尚一層犯人の逸脱ぶりというか、我々の理解を超えた思考というか、精神が壊れてしまってはいないにも関わらず常人の範疇を大きく超えた思考の持ち主であることが明らかにされた。 彼の言動からASDを思い描いたが、鑑定医の診断はそれすら超えた人格障害であると。確かに、ASDであれば、なんで?と思うような偏りやこだわりがあるものの、特性故の言動、行動と理解できる範囲にそれが収まっているが、この犯人の場合は、その理解すら追いつかない、人格の逸脱がある。 精神を病んでいるわけではない。 そのあまりの常軌を逸した言動や行動に、恐ろしさとともに憐憫すら覚える。 いくつもの無差別殺人を追っている著者だが、その取材から見えてくるのは、いずれも家族の機能不全。人間が生まれて、生きていく土台として基本となる安全基地としての家族が、その機能を果たせなかったことを大きな要因とした犯行であり犯人の苦悩の叫びなのだ。 何かが少し違えば、苦悩があっても犯罪という形ではなく、他の何かでそれが癒され昇華されることに結びついたかもしれない。そういう道筋を辿れなかったことが、事件を起こしてしまうまでに行き着く要因となり得るのだなと。 こういう事件の背景を知るにつけ、人間にとって、どれほど自分を無条件に受け入れてくれる安全な場所が、生きていく上で必要不可欠なのかと思い知らされる。 事件を起こす犯罪者たちは、ある意味、生きていくのに必要な当たり前の環境を用意してもらえなかった被害者でもある。 だからといって、起こした事件の罪を償わなくてよいというわけではない。 でも彼らは、ここまできてしまう前に、何かしらのサインは出ていたのだから、どこかで何かが違っていればこうはならずに済んだかも、と思うと、サインを適切に拾って、適切に必要な何かに繋がれるような、環境を変えられるような手立てを用意できないものかと思わずにいられない。
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根本、個人的に文章があまりタイプではなかったかな。 【刑務所に入ることが救い】になった思想。頭いいから、自己心理にも本当は気がついていたのかな。いや、偏った思想だから見逃してる?何かを自身で証明したかった執着が生まれたのかな。。 母性の確認という大きな理由の結末には至りましたが...
根本、個人的に文章があまりタイプではなかったかな。 【刑務所に入ることが救い】になった思想。頭いいから、自己心理にも本当は気がついていたのかな。いや、偏った思想だから見逃してる?何かを自身で証明したかった執着が生まれたのかな。。 母性の確認という大きな理由の結末には至りましたが。 保護者からの影響をどうやって受け取るかって受け取り手にもよるのかもなー。理解はできないけど、薄っすらは読み取れたかなーという感想。
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自由が拘束される刑務所に一生収監されたいという不可解な犯行動機がひっかかり事件に至るまでの背景が知りたく書籍を手にする 本書を読むまでは無差別事件の犯人、小島一郎の事をその犯行動機ゆえに思慮浅い人間だと思っていたが、実際はその真逆で古典文学に造詣深く難解な言葉を暗誦できる程の知能...
自由が拘束される刑務所に一生収監されたいという不可解な犯行動機がひっかかり事件に至るまでの背景が知りたく書籍を手にする 本書を読むまでは無差別事件の犯人、小島一郎の事をその犯行動機ゆえに思慮浅い人間だと思っていたが、実際はその真逆で古典文学に造詣深く難解な言葉を暗誦できる程の知能が優れた人物である事を知った しかしそれが故に一筋縄ではいかない人物ともいえこの事件の本当の背景をより一層理解し難いものにしていると言える ただし筆者と受刑者との関係が近しくなってきた後半あたりから不可解だった背景が何となくではあるが見えてきたように思えてきた 特に著者と小島の母とのやり取りの中では小島の真相に近い部分を掴みかけている言葉があるように思えてきた しかしこの真相に関しても小島一郎本人の供述ではなく著者の見解である為実際の真相とは少し差異が可能性がある 結末が結末だけにすっきりした話ではないが、この事件がいわゆる『無敵の人』による事件という一つのテンプレートにのっかかったものではないという事を理解できたと思う
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