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ハイデガー 『存在と時間』を解き明かす NHK BOOKS1270
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | NHK出版 |
| 発売年月日 | 2021/09/25 |
| JAN | 9784140912706 |

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ハイデガー 『存在と時間』を解き明かす
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ハイデガー 『存在と時間』を解き明かす
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商品レビュー
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『ハイデガー「存在と時間」を解き明かす』(池田隆著)を読み終えて、自分自身の捉え方が大きく変わったように感じている。 最も印象的だったのは、「存在」という概念を通じて自分を客観視できるようになったことだ。普段、私たちは自分を当たり前の前提として生きている。しかし「存在」という言葉...
『ハイデガー「存在と時間」を解き明かす』(池田隆著)を読み終えて、自分自身の捉え方が大きく変わったように感じている。 最も印象的だったのは、「存在」という概念を通じて自分を客観視できるようになったことだ。普段、私たちは自分を当たり前の前提として生きている。しかし「存在」という言葉を意識的に使うことで、自分という存在を一歩引いた視点から眺めることができるようになった。それは自分の立ち位置を知る手がかりとなった。 また、「時間」の捉え方も変化した。これまで時間とは時計の針が進むような、客観的で均質なものだと考えていた。しかし本書を通じて、「今現在」という視点から物事を見ることの意味を理解できた。時間は単に過ぎ去るものではなく、「今ここ」という自分の立ち位置から開かれていくものなのだ。 特に印象深かったのは、倫理学の観点から道徳性を考える部分だ。環境や時代のせいにすることは、自分自身の存在理由まで否定することになってしまうという指摘に、強く考えさせられた。 「時代が悪い」「運がなかった」という弁明は、確かに理解できる。しかし、それで行為が許されるわけではない。なぜなら、私があなたに成り代わることはできないからだ。あなたは他の誰でもない、あなた自身として生まれた。その「自分として生まれた」という事実こそが負い目となり、固有の立場から選択する責任は避けられない。 この考え方は、日常生活にも当てはまる。私は誰かを指摘する時、つい「私ならこうする」「私もそうなってしまうかも」と共感的に考えてしまう。しかし、この一文を読んで改めて考えさせられた。私がその人に成り代わることはできない以上、安易な共感や代弁では、その人固有の責任や選択を見失ってしまうのではないか。 この本を読んだことで、日常の見方が少し変わった気がする。 最後に、本書のまとめを読んでハイデガーとナチスの関係性を知ったことも付け加えておきたい。これまでまったく知らなかった事実であり、思想と思想家の生き方という問題について、改めて考えさせられた。この点についても今後調べてみたいと思う。
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最初の四割を占める第一部では、ハイデガーの問題意識=『存在と時間』の課題が示され、それからハイデガーの独特の言葉遣いについて丁寧に解説される。ここがいわば『存在と時間』の思考圏域に入るための予備訓練である。興味深い説明が長く続くが、もう少し簡素でもよかったように思う。そこを乗り切...
最初の四割を占める第一部では、ハイデガーの問題意識=『存在と時間』の課題が示され、それからハイデガーの独特の言葉遣いについて丁寧に解説される。ここがいわば『存在と時間』の思考圏域に入るための予備訓練である。興味深い説明が長く続くが、もう少し簡素でもよかったように思う。そこを乗り切れば、『存在と時間』本編の読解に入るので、具体的な記述も多く議論がよく見えるようになる。なぜなら『存在と時間』で遂行されるのは『現存在の実存論的分析』であり、それは人々の『平均的日常性』に視線を向けた具体的な考察だからである。 著者は本書について『よく抱かれる疑問や、理解しがたい主張をハイデガーがしていると思われがちな点をピックアップし、その疑問に答えるという仕方で、結果的に、『存在と時間』の全体をだいたいカバーするという方法をとった』と説明している。確かに著者の『本当に腑に落ちるまで自分と相手に理解できる言葉へとパラフレーズしなくてはいけない』という言葉のとおり、その掘り下げは素晴らしいと思う。一方で、疑問・トピックを軸とした本書の章構成は、『存在と時間』の進行順からはかなり自由に書かれており、『存在と時間』全体の記述の流れが見えにくいように思ったのも事実である。 私は『存在と時間』の中心的モチーフについて、1927年という戦間期のドイツという時代背景もあって、「平凡で日常的で大衆的な『非自己固有性』から脱却せよ!『死への先駆』と『決意』において『自己固有性』へと立ち返れ!自己に固有の可能性に命を燃やせ!覚醒せよ!」というヒロイックな倫理規範の推奨というイメージをもっていた。当時のドイツで『存在と時間』が世間的な大成功を収めたことを考えても、そのイメージはかなりの部分で間違っていないと思う(ハイデガー本人の意図とは異なる読まれ方だったとしても)。そのように思われがちな『死への先駆』であるが、本書では『死のときを想う』ことで『真剣に人生と向き合うこと』という理解は典型的な誤解であると退けたうえで、そうではなくて、「自分はいつでも死にうる」という事実に目を向けることだという説明をしている。誤解を「映画のラストシーンを具体的に想像すること」に、正しい理解を「映画に終わりがあることを理解すること」に喩えているが、この表現は秀逸だと思う。そして『自己固有性』への移行も静謐な印象で語られる。意のままにならない『被投性』が強調されることで、宙に浮いた覚醒のようなイメージは退けられている。 その『自己固有性』において『現存在』は、『死への先駆』における『不安』のただ中で、『既在』を『取り戻し』つつ『到来』へと『先駆』するとされる。つまり、自分の過去や現在の人間性など全て受け入れ、それらを自分で意味づけて、自分自身に固有な未来に進む、そういう境地だと理解できる(私はニーチェ「永遠回帰」を連想した)。 どうしても本書で「足りない」と思ってしまう部分は、『共同存在』の『歴史性』に関連した『民族』の『運命』に関係する(今となっては)不穏な印象を伴う議論の説明がないことである。これについては、『存在と時間』が当時のドイツに熱狂的に受け入れられたことと根はつながっていると思うので、専門家の意見が聞きたかったところである。
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猫町倶楽部の読書会で紹介されたおすすめ副読本。 基本的には『存在と時間』の章に順立てに沿って進むみながら、特質すべきは『存在と時間』で理解が難しいトピックを取り上げて要点を解説しているところでしょう。 何が目標であったか、どこまで達成しているのかといった視点で著者がまとめ直して...
猫町倶楽部の読書会で紹介されたおすすめ副読本。 基本的には『存在と時間』の章に順立てに沿って進むみながら、特質すべきは『存在と時間』で理解が難しいトピックを取り上げて要点を解説しているところでしょう。 何が目標であったか、どこまで達成しているのかといった視点で著者がまとめ直してくれているのが、難解な原著への理解度向上を助けてくれる。 そうはいっても一読では理解がし難い。適宜原著の読書で関連する箇所に来たら参照していきたい。
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