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AI支配でヒトは死ぬ。 システムから外れ、自分の身体で考える
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ビジネス社 |
| 発売年月日 | 2021/09/24 |
| JAN | 9784828423258 |
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AI支配でヒトは死ぬ。
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AI支配で、人は死なない 養老さんxAI支配でヒトは死ぬ。という思想激強ツイートみたいなタイトルで手に取ったが、全然AIで人間は死なない。 養老さんの考えは、多分真逆。 AIみたいな人間の脳が生み出したもの=システムがいかに脆く、そして身体が生み出す実感=自然がいかに強かか...
AI支配で、人は死なない 養老さんxAI支配でヒトは死ぬ。という思想激強ツイートみたいなタイトルで手に取ったが、全然AIで人間は死なない。 養老さんの考えは、多分真逆。 AIみたいな人間の脳が生み出したもの=システムがいかに脆く、そして身体が生み出す実感=自然がいかに強かかということが随所で語られてるのが本書。 養老さんがよく言ってる事だけど、戦争によって国家という巨大システムが死んでも、人間は生きていたんだよな。そこに養老さんの身体に対する信頼の源泉があるんだと思う。 そしてそれは解剖学者という自然科学者であるにもかかわらず、科学をシステムだと喝破する姿勢にも繋がってる。1番それが現れてるなと思った箇所を引用。 >>> 自然科学はもともと普遍を主張する。物理法則は宇宙のどこでも、未来や過去のいつであっても成立する。ただしそんなことは実証できないから、これは思想ないし信念というしかない。 >>> なんて簡潔で明瞭なんだろう。 最近、『サピエンス全史』を読んでいて、自然科学は国家や宗教のような神話=システムではなく、自らが間違うことを前提とした思想だって言ってたのを思い出すが、養老さんが言ってるのはそれと真逆のことだ。 つまり。サピエンス全史では科学は神話ではないと言われていたけど、多分間違いを許容するだけで、結局人間が生み出したシステムであることからは逃れられない。 科学は間違いうる神話、という新しいジャンルの神話なんだ。 人間、どこまで行っても神話=システムから自由ではいられない。とはいえ、そのシステムへの適応の柔軟性の基礎には、身体としての人間の柔軟性がきっとあるのだと思う。だから国家みたいな巨大システムがぶっ壊れても、再び今日の繁栄を築き上げることができた。 スクラップアンドビルドができるのは、そういう人間身体への信頼があってこそだ。 そういう意味で、「手入れ」という身体的な比喩で、各個人のメンテナンスが語られていたのは面白い。コントロールするのではなく、手を入れるだけ。 人間は盆栽みたいなもので、作者の意図を実現しようとする剪定と、内から溢れる旺盛な生命力のせめぎ合い、そのコントロールできない面白さこそが人生なんだろうなと。 AIが人間を支配=コントロールすることなんかできない。コントロールを逃れていくところに人間存在の実感、実存があるからだ。
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過激なタイトルに釣られて笑 博識なお二人の対談なので、話題はコロナの話から幸福論まで読み応えは十分…いや、お腹いっぱいです。 過度にシステム化され、さらにAIの台頭と自分の頭で考えることを放棄しつつある現代は「事実」よりも「意見」が罷り通りやすい。それがコロナ禍で顕著に発露した...
過激なタイトルに釣られて笑 博識なお二人の対談なので、話題はコロナの話から幸福論まで読み応えは十分…いや、お腹いっぱいです。 過度にシステム化され、さらにAIの台頭と自分の頭で考えることを放棄しつつある現代は「事実」よりも「意見」が罷り通りやすい。それがコロナ禍で顕著に発露したことは記憶に新しい。 AI任せにしてしまう思考の原因は生活から“第一次産業”がなくなったからだと養老氏。 リアルしかなかった時代は「身体を動かしてやってみる」ことで、脳(システム)ではなく身体で判断ができていた。それだけ直接「もの」に触れる経験は大事だという。 また「こうすれば、ああなる」の世界で育つと「うそ」の基準がわからなくなってしまう危険を提示している。 後半では「自足」について見解を述べられている。 作家、建築家である坂口恭平氏の言葉を引用し 「居心地の悪いところから立ち去る」「資質に合わないことはやらない」ことがまず重要と説く。 そしてそれを実践しているのが「猫」である。 また、坂口氏が悩み相談を受けて分かった事が言い得て妙である。 〜悩みっていうのは、「人がどう見るか、人からどう見られてるか」っていうことに関するものばかりで、人間の悩みの中心にあるのはそれだけなのだ〜 みんなが1人ひとり、「人と私は違う。でも私はこれでいい」という自足ができれば、落ち着いた社会が生まれる…もうこれは国民の義務ではないかと。 今、正に働きながら自足活動中である身としては、猫を師と崇めつつ笑、自立した人間になるべく修身していきたい。
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知の巨人と呼ばれる養老先生の知識量の半端なさに感動。 現在、話題となっている地球温暖化に関しても政治問題的な側面もある、としてお話されている。 テレビなどのメディアではなく本を読む事の重要性が感じられる。
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