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台所太平記 改版 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2021/09/22 |
| JAN | 9784122071117 |
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台所太平記 改版
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商品レビュー
4.1
18件のお客様レビュー
ただただ様々な女中の人生の一時が描かれてるだけなのに そこには色々な女の機微があり、週刊誌のゴシップを読んでるような面白さがある。 女中と呼ばれるのがあった時代はどうも時間がのんびりと、それでいて上品で豊かな雰囲気が流れてるようで羨ましく、好きな時代である。女中系がとにかく好...
ただただ様々な女中の人生の一時が描かれてるだけなのに そこには色々な女の機微があり、週刊誌のゴシップを読んでるような面白さがある。 女中と呼ばれるのがあった時代はどうも時間がのんびりと、それでいて上品で豊かな雰囲気が流れてるようで羨ましく、好きな時代である。女中系がとにかく好きだと再認識した。
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山口晃画伯の挿画に惹かれて手に取った一冊だが、その挿画の素晴らしさは本編の面白さあってこそだと納得。 千鳥磊吉という作家の体験を基にした小説の体を取っているが、いうまでもなくこれは谷崎とその家族が邂逅した『女中』達の物語。 『あとがき』で触れられているように、今の感覚ではキビしい...
山口晃画伯の挿画に惹かれて手に取った一冊だが、その挿画の素晴らしさは本編の面白さあってこそだと納得。 千鳥磊吉という作家の体験を基にした小説の体を取っているが、いうまでもなくこれは谷崎とその家族が邂逅した『女中』達の物語。 『あとがき』で触れられているように、今の感覚ではキビしい内容もあるのは確か。それでも単に小説とか谷崎の体験談としてだけでなく、当時の風俗も感じられる一冊のように感じた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一応、千倉磊吉(ちくららいきち)という作家の家で働く女中さんの話というフィクションの態を取っているけど、これは谷崎純一郎宅で働いていた女中さんたちの話。 すべてがすべて完全実話じゃないかもしれませんが、この突拍子もなさは多分ほとんど実話。 だからとても愉快に読んだ。 今のご時世、女中さん(お手伝いさん)を雇っている家となれば大金持ちでしかありえないけれど、昭和の初めころのそれは、わりとよくある職業の一つだった。 何せ原作マンガのサザエさんでさえ、ご近所のお手伝いさんとして働いていたことがあるのだから。 しかしさすがは文豪谷崎潤一郎。 彼の家には複数人の女中さんたちが入れ代わり立ち代わり雇われては、家族のように己をさらけ出しながら暮らしていた。 その様子を面白おかしく書いたものなのだから、これがおもしろくないわけがない。 折々挟まれる挿絵がまたいい。 それぞれの女中さんの特徴を見事少ない線で書き表しているのだが、谷崎がモデルの千倉磊吉だけがうさぎの被り物をした三頭身に描かれているのはなぜだ?笑 あくまでも雇い主の眼で書かれたものなので、本人たちにはもっと言い分があるのかもしれないが、主人にマッサージを頼まれると嫌そうな顔をしてしぶしぶ行うなど、案外好き放題にやっている様子である。 恋愛にかまけて家のことをさぼるとか、台所でこっそり飲み残しの酒を飲むとか。 一番驚いたのは、子どもの名前を付けてくれと頼んでおきながら、候補の名前が気に入らないからもう一度考えてくれという銀。 彼女は文豪谷崎潤一郎…じゃなかった千倉磊吉が彼女の店の暖簾に染める短歌にダメ出ししたうえに、こう変更したらどうでしょう?などと提案までしてくる。 そして、実際そのとおりに暖簾は作られた。 自尊心が強すぎる勘違い女中の百合が付き人になったのは(そもそも大女優の付き人になりたいから紹介してくれと主人に言う女中というのが…)、国民的女優の高嶺飛騨子(たかねひだこ)というのだが、これは高峰秀子のことですよね、きっと。 これを読むと彼女もまた、とても鷹揚としてよい人でした。
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