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ばにらさま
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2021/09/13 |
JAN | 9784163914268 |
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ばにらさま
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商品レビュー
3.7
146件のお客様レビュー
生身の女が生きるって、波瀾万丈の人生じゃなくても、まあまあ生々しい。終わりが来るまでそうやって時間を過ごす。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ばにらさま 山本文緒 ∞----------------------∞ 短編集。 -ばにらさま- 肌が白くてふっくらとしたバニラアイスクリームのような彼女に付き合って欲しいと言われ付き合いだしたが... 彼氏を財布と思ってるのか、ファッションと思ってるのか、ただの都合のいい男なのか。身体も心も冷たいばにらさま。 -私は大丈夫- 夫が不倫してるのかと思ったら、自分が不倫で奪い取ったのか。昔と今を行ったり来たりの話の構成が好き。でもまぁ、この旦那ダメだな。それに金銭感覚が違う人とは一緒になれない。 -菓子苑- 胡桃と舞子の関係性。子供を育てるのは大変で、お菓子を与えて甘やかしてたっていうくだり。子育て経験はないけど絶対私やらかしそうだ。今時はSNSで子供の本音を知る。 -バヨリン心中- おばあちゃんとおじいちゃんの恋愛話のようで国際結婚だし50年前の話のようで現代の話。あれ、私おばあちゃんより年上? 出会いも大切にしたいけど、天災などがあった後にどんな判断をするかでも、人生は変わる。 -20×20- 作家として篭もるためのマンションを買う。近所の人とも付き合いがないって寂しいことなのか、ネタなのか。 -子供おばさん- 大人なのに子供な子供おばさんは学生の頃の友人の葬式へ。何故か遺言で自分に犬を遺贈するとある。彼女とは本当に友人だったか。彼女は何故自分に犬を託したのか。 ところで、葬式は寺でやらなくなったね。 2024/08/22 読了(図書館)
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『ばにらさま』と『わたしは大丈夫』が特に印象的だった! 何故あんなに倹約家なのかは分からなかったけど、こう言った生活をしている家庭は少なからずありそう。リアルだった。 6つの短編集だけど、どの物語も甘さの中に苦味というか苦しさがある作品だった。
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