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杉浦日向子ベスト・エッセイ ちくま文庫
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杉浦日向子ベスト・エッセイ ちくま文庫

杉浦日向子(著者), 松田哲夫(編者)

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杉浦日向子ベスト・エッセイ ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2021/09/13
JAN 9784480437624

杉浦日向子ベスト・エッセイ

¥440

商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2023/04/06

杉浦日向子さんをご存知だろうか。 私は全く知らずに読み始めたので、中盤までは馴染めないまま読んでいた気がする。 読んでいくごとに、人柄やその好きな得意な分野が現れてきて、目の付け所が面白いと共感しながらであった。 特に往復書簡こ中で、旅についての自論を展開していく部分、当たり前...

杉浦日向子さんをご存知だろうか。 私は全く知らずに読み始めたので、中盤までは馴染めないまま読んでいた気がする。 読んでいくごとに、人柄やその好きな得意な分野が現れてきて、目の付け所が面白いと共感しながらであった。 特に往復書簡こ中で、旅についての自論を展開していく部分、当たり前だがとても頷けるものでした。 旅とは歴史と付き合うこと。遠くへ行くばかりが旅ではない。という部分、私の思考の癖を考えさせられた一節だった。

Posted by ブクログ

2022/05/14

発表順に並べられたエッセイを読み、筆致の凄みが増していくのを感じた。初期も晩年近くも、憧れを語る時の文が良い。 江戸に限らず現代でも俗なものを愛して楽しみ、病の平癒・生死をまっすぐ見据え、綴られる各篇は、読後の思索も豊かになる。

Posted by ブクログ

2022/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

後書き松田哲夫氏 ほぼ発表順に並べた本作 『江戸へようこそ』『大江戸観光』『うつくしく、やさしく、おろかなり』『江戸アルキ帖』『一日江戸人』『大江戸風流さんぽ道』 『東京イワシ頭』からのスッポンポン 篇 『呑々草からの巷の七のトライバスロン 『入浴の女王』からの餐の三の四条木屋町 明石湯 そういえば他作品で好きだった年に5回美味しいもの食べて、いい人と会って、、の回は無かったな 原発への見解が興味深かった。 「今は、原発と住みたいと思っています。(原発はキライだけど)原発を「必要悪」だなんてヌカすベラボーがいます、世の中に必要な悪なんかあるわきゃーない。必要な以上は善じゃなくっちゃヘンです。でもって、原発がどーしても必要で全廃できないのなら、トーゼン使用量の多い東京に集中して築くべきです。必要で良いものだけれど、何かあるとコマルから、田舎のほーに置いとこうてのは心底アッタマに来る。」 タイトルは『東京とサイゴまで付き合うぜ!!』 入院や病院に関する回もちらほら。 美人絵の変遷や古川柳の紹介も面白い。 (小学生の時に触れたサラリーマン川柳好きだけれど 最近は哀愁漂う内容とペンネームになってきた) 港区芝出身との事。 高校生の時の話もあるが 個人的に都会と田舎の子は5歳くらい違うと思う。 今はSNSも発達しているが、経験値というものもある。 よって、彼女のこの性格は小さいころから東京のど真ん中で地方出身者なら大学生になってから、もしくは一生経験しない事を経てきた人生があったからかなぁ、との思った。

Posted by ブクログ

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