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共犯者

三羽省吾(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2021/09/08
JAN 9784041079676

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商品レビュー

3.5

5件のお客様レビュー

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2024/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久々の三羽省吾は、勢いノリノリ系じゃなく、社会派ミステリー系の小説。岐阜の山奥で発見された死体遺棄事件を追う三流週刊誌の記者宮治。独特の嗅覚で「何かある」と感じた宮治はこの事件を執拗に追ううちに、兄弟と家族を巻き込んだ真相に迫っていく。ミステリーと書いたが、核心は兄弟妹や家族の在り方を問うところ。犯人探しやトリック崩しをしている中で見えてくる家族の関りが深くて愛おしくて読ませる。 週刊誌とワイドショー的なものが大嫌いで、出来るだけ自分から遠ざけておきたいと思っている。それでも読書、それも小説読みを趣味としている以上、文春や新潮といった出版社にはお世話にならざるを得ないことにジレンマを感じている。 そんな中で読んだこの本、フィクションだということで大きく間引いても、ゴシップ記事を書く記者にも家族がいて生活があって矜持を持って生きているんだということが分からなくもない…という気になった。 それでもやっぱり、週刊誌とワイドショーは嫌い。求めてるヤツらがいるから存在してる必要悪なのかもしれないが、反吐が出るほど嫌いである。

Posted by ブクログ

2023/05/26

うーん、これまで読んだものより、何故だろう?スピード感?ストーリー?テーマ?わからないが、いつもの面白さは無かった気がする。 比較しなければこれはこれでそこそこ面白いのだけれど。 酷なこと言えば、最後にダラダラとなんだか後出しジャンケンみたいに、ドヤ顔した台詞たちが並んでいるよう...

うーん、これまで読んだものより、何故だろう?スピード感?ストーリー?テーマ?わからないが、いつもの面白さは無かった気がする。 比較しなければこれはこれでそこそこ面白いのだけれど。 酷なこと言えば、最後にダラダラとなんだか後出しジャンケンみたいに、ドヤ顔した台詞たちが並んでいるように思えた。

Posted by ブクログ

2021/12/29

2021-12-169 この作者のこれまでのカラッとしたユーモアも感じられる作品とは違って、血縁とか家族とかに焦点を当ててちょっと重い感じ。長編になったからかもしれんけどちょっと物語がバラけて集中力が続かない。主役を明確にした方が良かったのかも。次作に期待です。

Posted by ブクログ

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