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うちのちいさな女中さん(1) ゼノンC
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うちのちいさな女中さん(1) ゼノンC

長田佳奈(著者)

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うちのちいさな女中さん(1) ゼノンC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 コアミックス
発売年月日 2021/08/20
JAN 9784867202517

うちのちいさな女中さん(1)

¥330

商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2025/09/19

昭和初期、14歳の女中さんと、女性作家の日常を描いた『うちのちいさな女中さん』。 森薫さんの英国メイド『シャーリー』の日本版といった感じ。時代的には『軍人婿さんと大根嫁さん』と同じくらいなので、昭和レトロ好きな方におすすめの漫画です。 昭和初期の生活描写がすばらしいです。 ...

昭和初期、14歳の女中さんと、女性作家の日常を描いた『うちのちいさな女中さん』。 森薫さんの英国メイド『シャーリー』の日本版といった感じ。時代的には『軍人婿さんと大根嫁さん』と同じくらいなので、昭和レトロ好きな方におすすめの漫画です。 昭和初期の生活描写がすばらしいです。 令子さんの住む日本家屋と洋室が合わさった文化住宅や、都市部で普及していたガスコンロ、上に氷を入れて冷やすタイプの冷蔵庫など、台所まわりも当時の最新設備が揃っています。

Posted by ブクログ

2025/07/11

文化の移行期。今では当たり前の生活用品の変化に対する驚き。そして それ自体も 今の目で見れば 懐かしのグッズ。その一つ一つに対するハナさんの反応が新鮮で楽しい。丁寧な作風が それを盛り立てています。ハナさんの驚いたときの黒目がとても愛らしい❗

Posted by ブクログ

2024/06/16

 かつて貧しさが当たり前だった時代。住み込みで奉公先の家事一般を受け持つ「女中」は女性の仕事として一般的で、少しゆとりのある家庭なら普通に女中を置いていたものでした。  これは、そんな時代に健気に生きた「ちいさな女中さん」の物語です。  シリーズ1作目。第1話〜第6話を収録。 ...

 かつて貧しさが当たり前だった時代。住み込みで奉公先の家事一般を受け持つ「女中」は女性の仕事として一般的で、少しゆとりのある家庭なら普通に女中を置いていたものでした。  これは、そんな時代に健気に生きた「ちいさな女中さん」の物語です。  シリーズ1作目。第1話〜第6話を収録。           ◇  時は昭和9年、季節は初夏を迎えた頃のことでした。  蓮見令子はその日も朝から書斎にこもって執筆に追われています。南中にあった日が傾き始めた頃、原稿の完成にもようやく目処が立ちました。時間を見ると3時前です。  ひと息ついた令子は、そう言えば今日は女中さんが新しく来るのだったと思い出しました。  ひとり暮らしの令子は、翻訳の仕事が忙しくて家事にまでなかなか手が回りません。そこで山梨に住む叔父に頼んで、信頼できる女中さんを1人寄こしてもらうことにしたのでした。その女中さんは夕方頃に訪ねてくるはずです。  とにかく編集者が原稿を取りに来る3時半までに書き上げてしまおうと令子がペンを走らせていたところ、玄関の扉を叩く音がします。時計を見ると3時です。編集さんかと思って出てみると、衣装行李を背負った少女が立っていました。  用件を尋ねると、今日から女中としてお世話になる野中ハナと申しますと言うではありませんか。  叔父からの手紙によると、来ることになっている女中は佐竹フヨという22歳の娘のはずですが、目の前に立っているのはどう見てもまだ子どもです。  そのことを聞いてみると、理由あって自分が来ることに相成りました、それにつきましては改めて紹介状が届いていると存じますがと少女は言います。  ハッと気づいた令子が郵便受けを確認すると、かなりの郵便物が溜まっています。忙しさにかまけて郵便受けを見るのを忘れていたのでした。その中に叔父からの手紙があり、佐竹フヨに代えて野中ハナという14歳の娘をそちらに遣ることにしたと書かれています。  まもなく3時半です。とりあえずハナを応接間で待たせることにして、令子は急ぎ書斎に戻ったのでした。 ( 第1話「ちいさな女中さん」)       * * * * *  主人公のハナと令子の他、主要人物が何人か登場しますが、そのプロフィールはまだ明かされていません。  なのに、それをじれったくも不満にも感じることなく読み進めることができる。そんな空気感が本作にはあります。  例えば、ハナは幼い時分に両親を亡くし、親類に引き取られて育ちます。けれど10歳で女中奉公に出されて現在に至るということしかわかりません。付け加えるなら、その奉公先が令子の叔父宅であり、当初令子のもとにくるはずだったフヨもそこに住み込みで働いているようです。  令子は翻訳家として自立しており、さらに上品かつ思慮深いという、この時代の女性としてはかなり上流の出身であり、リベラルな知識階級であることがわかることと、結婚まもなく夫を亡くしていて、その傷心から完全には立ち直っていないことが終盤にほのめかされるぐらいです。  他には甲府で暮らす令子の叔父や奉公人のフヨたちが少しばかり登場しますが、令子やハナの事情をチラ見せする役割を担っているようです。  また、令子の事情をよく知ったうえで令子を気遣う役割で登場するのが、カフェ・ミチクサを1人で切り盛りするみっちゃんという女性です。  彼女は、令子とハナというそれぞれの「孤独」を抱える2人が、ともに暮らすことによって変わっていくさまを読者にそれとなく語ってくれるようです。  そんな事情が少しずつ明かされていく緩やかな展開なのですが、昭和初期のゆったりした時間が流れる時代によくマッチしていて、却って心地よさを感じます。  それから、物語6話中、ハナと令子の心の交流以外で印象に残ったのは、第3話「台所譚」と第5話「着物話」です。  「台所譚」では、当時としては先進的な調理器具だった瓦斯コンロが登場します。爆発するのでは ⁉とガスを恐れてしまうハナの気持ちが伝わってくるようで、微笑ましく思いました。  「着物話」は、令子から着なくなった着物をもらったハナが自分に合うように仕立て直す話なのですが、丁寧に手際よく洗い張りするシーンの描写がとても美しく、清々しい気持ちになりました。       * * * * *  以前から気になっていた作品でしたので、思いきって購入することにしました。  セリフはそれほど多くなく、絵で惹きつけるタイプのマンガです。読後、買ってよかったと思いました。さっそく続巻も買うつもりです。

Posted by ブクログ