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サカナとヤクザ 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う 小学館文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2021/08/06 |
| JAN | 9784094070521 |
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サカナとヤクザ
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商品レビュー
3.8
24件のお客様レビュー
伊藤比呂美さんの「わたしのおとうさんのりゅう」からの流れで読んだ。伊藤さんのお父さんのことが銚子の話で出てくるので。 アワビ、ナマコ、カニ、ウナギ。高値で扱われる高級食材は動くお金がすごい!北海の大統領、オホーツクの帝王、密猟社会のマラドーナなど、不謹慎だとは思うけれど、笑って...
伊藤比呂美さんの「わたしのおとうさんのりゅう」からの流れで読んだ。伊藤さんのお父さんのことが銚子の話で出てくるので。 アワビ、ナマコ、カニ、ウナギ。高値で扱われる高級食材は動くお金がすごい!北海の大統領、オホーツクの帝王、密猟社会のマラドーナなど、不謹慎だとは思うけれど、笑ってしまった。育てる農業ではなく、取りに行く漁業ならでは、との指摘になるほどと思ってしまった。警察・海上保安庁とのやり取り、国境を超えたロシアとの駆け引きなど、読ませるネタが満載だ。筆者の粘り強いアプローチもすごい。ルポルタージュを書くためには人間関係第一なんだ。 いずれにせよ、ちょっとした理屈や正論が全く通用しない、その土地の歴史的経緯や固有の状況に深く食い込んだ「ヤクザ」「反社」と呼ばれる人たちの動きに唸るしかなかった。例えば、北方領土に対する根室の人たちの感情の複雑さは、本州の人間には、多少の報道を見聞きするくらいでは全然わからない。 伊藤さんのこともそうだが、思いもかけないところで、菊池成孔もちらっと登場していて、びっくりした。
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「ようこそ、21世紀の日本に残る最後の秘境へーーー」 この書き出しにとにかく引き込まれてしまった。 読んだきっかけは、暴力団ってなんで悪いことしてるのは明らかなのに捕まらないの?という子供のような疑問から。 密漁はその理由が明確だった。 現行犯(人)、潜水機、獲物、これら3...
「ようこそ、21世紀の日本に残る最後の秘境へーーー」 この書き出しにとにかく引き込まれてしまった。 読んだきっかけは、暴力団ってなんで悪いことしてるのは明らかなのに捕まらないの?という子供のような疑問から。 密漁はその理由が明確だった。 現行犯(人)、潜水機、獲物、これら3点が同時に存在してないと証拠とはならず、検挙できないためだ。 また、一昔前までは捕まったところで3年以下の懲役、または300万円以下の罰金にしかならなかった。無期懲役もある覚せい剤に比べれば極めて安全なシノギだったらしい。(現在は3,000万円以下の罰金で、これは個人に科せられる最高の罰金額) 彼らはなぜ密漁をしたのか? それはリスクに対してリターンが大きいからだ。我々一般の感覚からすれば逮捕されるなら悪いことはすべきでないと考えるが、彼らにとっては捕まるとしてもそれ以上に稼げるのであれば取り組む価値があるということである。言い換えれば、懲役をくらえば(または罰金を払えば)密漁はやってもいいという考えだ。 自分は東京生まれであまり港に縁がない。 しかし普段食べている海産物ももしかしたら密漁品かもしれない、と考えると世界を見る目が少し変わってくる。 間違いなく私に新たな視点を与えてくれた本である。
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密漁の3パターン ・漁師が漁獲制限を超えるかもしくは許可されていない海産物を捕獲するケース ・漁業権をもたない非漁業者が漁に出るケース ・海水浴客などが知らずに定着性の海産物をとるケース 自分の中での密漁は、漁師や非漁業者が真夜中に 漁を行っているイメージだったが、 正規の漁師が...
密漁の3パターン ・漁師が漁獲制限を超えるかもしくは許可されていない海産物を捕獲するケース ・漁業権をもたない非漁業者が漁に出るケース ・海水浴客などが知らずに定着性の海産物をとるケース 自分の中での密漁は、漁師や非漁業者が真夜中に 漁を行っているイメージだったが、 正規の漁師が1つめのパターンで上限を超えて取ることもあるらしく、さらに黙認されていることもあるようなので意外性を感じた。 また、普段市場で並んでいるものは漁師がとったものと信じてやまなかったが、ヨコモノも流れてきており、ヨコモノと分かっていながら仕入れている現状があるということに驚きを隠せなかった。
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