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短くて恐ろしいフィルの時代 河出文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2021/08/06 |
| JAN | 9784309467368 |
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短くて恐ろしいフィルの時代
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商品レビュー
3.9
47件のお客様レビュー
一度に1人しか入ることのできない『内ホーナー国』と、その国を取り囲む大きな『外ホーナー国』の話。内ホーナー国に1人が入っている間、他の住人は外ホーナー国の領土内にある『一時滞在ゾーン』で身を寄せ合って立って待っている…。 両国の住民として登場するのは、機械の部品や植物を組み合わせ...
一度に1人しか入ることのできない『内ホーナー国』と、その国を取り囲む大きな『外ホーナー国』の話。内ホーナー国に1人が入っている間、他の住人は外ホーナー国の領土内にある『一時滞在ゾーン』で身を寄せ合って立って待っている…。 両国の住民として登場するのは、機械の部品や植物を組み合わせたような何とも形容し難い生き物たち。 お互いに睨み合いながら暮らしていたが、ある日、一時滞在ゾーンからはみ出してしまったことがきっかけで騒動に。 そこにフィルが出てきて税を取ると言い出し…。 まさに近代の戦争やジェノサイドを表現していて、それが不変的であることに悲しみを覚える。ちょっと頭の回転が速くて声が大きく、もっともらしく喋ることができるそんな人物に流されていく。世の中がうねりだすと、それを止めるのはとても難しい。 少しでも声を上げたものは粛清され、小さいうちにその芽を引っこ抜かれてしまう。 ジョージオーウェルの動物農場に通じるところのある、この世界を風刺した物語。滑稽なキャラクターと嘘だらけの政治。読みやすくわかりやすい。身につまされる思いだ。
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この作家ぜんぜん知らなかったけど、ヘンテコであっという間に読み終えてしまった。 滑稽で不条理でもほのぼのした話かと思いきや、 思ったよりもフィルが踏み込んだエゴを発揮し、 「解体」がはじまることで周囲も動揺し始める。 もちろん犠牲は出ているけれど、 最終的に疑問を持ったり立ち...
この作家ぜんぜん知らなかったけど、ヘンテコであっという間に読み終えてしまった。 滑稽で不条理でもほのぼのした話かと思いきや、 思ったよりもフィルが踏み込んだエゴを発揮し、 「解体」がはじまることで周囲も動揺し始める。 もちろん犠牲は出ているけれど、 最終的に疑問を持ったり立ち上がったりする人々が存在し、 願いを込めて再生が行われる。 リアルでおもしろかったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シュールなコントを見ているみたいな話。でもこの変な登場人物たちが普通に人間だったら普通に独裁者の怖い話になるなと。キャラクターたちの姿がこんなにも想像できないとは、という描写が面白かった。#ヒグチユウココラボ
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