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Humankind 希望の歴史(下) 人類が善き未来をつくるための18章
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Humankind 希望の歴史(下) 人類が善き未来をつくるための18章

ルトガー・ブレグマン(著者), 野中香方子(訳者)

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Humankind 希望の歴史(下) 人類が善き未来をつくるための18章

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2021/07/27
JAN 9784163914084

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商品レビュー

4.4

57件のお客様レビュー

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2024/08/12

すごく感銘を受けた。 私はかねがね、性善説を信じていたけど、やっぱり間違いじゃなかったと思った。 尊重されれば、尊重する。 期待されれば、期待されたようになる。 たくさん思ったことがあるけど、私は愛の塊みたいになりたいし、みんなもそうだと信じている。

Posted by ブクログ

2024/06/16

共感はブラインドスポットを作り出し、それは即ち悪を生み出す。 繋がりが多様になった現代。自分ではない存在を知ることは容易で、自他の境界が数多存在する。それは自分にスポッとを、他者がブラインドスポットになることにも繋がり、また、繋がりがある者同士でしか共感しないことに拍車をかける。...

共感はブラインドスポットを作り出し、それは即ち悪を生み出す。 繋がりが多様になった現代。自分ではない存在を知ることは容易で、自他の境界が数多存在する。それは自分にスポッとを、他者がブラインドスポットになることにも繋がり、また、繋がりがある者同士でしか共感しないことに拍車をかける。 そうして悪が加速した。 そして、共感しない人がトップに躍り立つ。 ブラインドスポットに共感しない者が、ブラインドスポットを敵とみなし、そこに共感力が高い人がフォローし付いて行く構図になる。 それで正しいのだろうか? そうして起きた戦争、迫害、犯罪…はこれらの延長線上にある。 しかし気付いた。私たちには理性がある、と。啓蒙主義。 理性があるなら間違いは防げるはずなのでは、、、? だから手に入れた民主主義の概念。 一人ひとりが存在し、人権を持ち、民意を創るのだ。が駆動しているのか。 そもそも駆動させられるのか? つまり、またブラインドスポットを生み出し、同じ過ちを繰り返すのではないだろうか? 『非相補的行動』 右の頬を打たれたら左の頬を向ける。 物を盗まれたら、盗んだ人に食事を与える。 刑務所でリゾートのような暮らしを送り、再犯率を下げ、警官のモチベーションも上がる。 そんなことが可能だろうか。 可能なことを本書は証明してくれる。 人は本質的には善であるがゆえに、非相補的行動がとれる。 そして、人は互いを思いやることで、全体的にプラスに発展することができる。 臭いものに蓋をして、見て見ぬふりふりをして、距離をとるとますますブラインドスポットが広く深くなる。 だから、著者は交流することを勧める。 交流することで他者を知り、自分を知る。 至極当たり前だが、その当たり前を理解できなかったから過ちを犯してきた。 だから今日から、今から、思いやりを持って交流をするのだ。

Posted by ブクログ

2024/03/02

ー 良いことをすると、気分が良くなる。世界に生きていると言うのは、素晴らしいことだ。私たちは食べ物を好むのは、それがなければ飢えるからだ。セックスを好むのは、それをしなければ絶滅するからだ。人助けが好きなのは、他者がいないと自分もいなくなるからだ。良いことをすると気分が良くなるの...

ー 良いことをすると、気分が良くなる。世界に生きていると言うのは、素晴らしいことだ。私たちは食べ物を好むのは、それがなければ飢えるからだ。セックスを好むのは、それをしなければ絶滅するからだ。人助けが好きなのは、他者がいないと自分もいなくなるからだ。良いことをすると気分が良くなるのは、それが良いことだからだ。 これが本書の主張の全てだろうなと思う。最強の説得力。生まれながらに「気持ち良く」感じる行為は、本来人間に期待され備わった性質なのだから、良いことした後の爽快感は、性善説の証明になるという事。 著者は「スタンフォード監獄実験」や「ミルグラムの電気ショック実験」など、人間が服従により悪意を果たすような実験、傍観者効果のように、自己防衛本能を発揮する利己的な存在である事に反証するが、何もこうした議論をせずとも、前述の内容で語れてしまえそうな破壊力がある。 では、なぜ悪事は存在するのか。 人間は、生まれつき脳内に同族意識の芽を備えている。同じ色の実験だが、確かに、スポーツではユニフォームの色で敵と味方を分けている。また、乳幼児は生まれながらに外国人恐怖症の傾向を備えている。共感こそが、私たちを最も親切で最も残虐な種にしているメカニズムだという。〝善事は、味方にしか及ばない“ ならば、敵と味方を区別する境界線を知っておきたい所。それこそが、共通の「物語」だ。数百万人の人々とともに、並外れた規模で協働するために、宗教や資本主義、国家主義を創造した。これはユヴァル理論だが、しかし「物語」には、強制装置が必要だと著者はいう。いや、必要とは言ってないが、現実的に、暴力とセットだと言うのだ。暴力の脅威によって強化されている。例えば、お金はフィクションかもしれないが、請求を無視すれば、当局が追いかけてくる。強制装置には、相互監視社会や同調圧力もあると思う。 自発的、そうでなくても強制的に、敵と味方は分かれていく。限定的な善意は、この境界線の不安定さに揺さぶられ、時に暴走する。正義の快楽、とは敵や違反を罰する事だ。気持ち良い事は、本来人間に備わった性質。ここでの暴力は正義ではないか。なんと真逆。これを知った上で、この二面性と境界線の克服こそ、必要な論点である。

Posted by ブクログ

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