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ビットコイン・スタンダード お金が変わると世界が変わる
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ミネルヴァ書房 |
| 発売年月日 | 2021/07/20 |
| JAN | 9784623090297 |
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ビットコイン・スタンダード
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
巷に溢れるビットコイン信奉論ではなく、貨幣としてのビットコインの理由などが論理だてされて記載されている。 現在のところ、一番の良書というのも納得。 前半は貨幣の歴史などがじっくり記載されている。 後半のための布石ではあるが、私は大部分読み飛ばした。 後半だけでも十分読み応えあ...
巷に溢れるビットコイン信奉論ではなく、貨幣としてのビットコインの理由などが論理だてされて記載されている。 現在のところ、一番の良書というのも納得。 前半は貨幣の歴史などがじっくり記載されている。 後半のための布石ではあるが、私は大部分読み飛ばした。 後半だけでも十分読み応えあり。 特にITに詳しい人、理論など納得行かないとビットコインを始めれない、と言ってるこだわり派のあなたに特にオススメしたい。
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自分が無知すぎて書いてあること全部おもしろい。 8章から、自分があまりにプログラミング、ネットワーク知識が無さすぎて用語が難しい。なんとなくのインセンティブ設計と運営方法、コストを知れて次回調べる足掛かりにはなった。 金の錬金術が理論的に可能、という記事を見ると最終的にやはり...
自分が無知すぎて書いてあること全部おもしろい。 8章から、自分があまりにプログラミング、ネットワーク知識が無さすぎて用語が難しい。なんとなくのインセンティブ設計と運営方法、コストを知れて次回調べる足掛かりにはなった。 金の錬金術が理論的に可能、という記事を見ると最終的にやはりビットコインしか残らないのかなと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
貨幣とは何か。この問いに対する答えは時代とともに変化してきた。貝殻や金属から始まり、金本位制、そして現在の法定通貨へと、貨幣はその形を変えながら人類の経済活動を支えてきた。しかし、現在の貨幣制度は本当に最適なのだろうか。S.アウモズの『ビットコイン・スタンダード』は、この疑問を鋭く突きつける一冊である。本書は、ビットコインを単なるデジタル資産ではなく、新たな貨幣の形として捉え、その可能性を貨幣の歴史と経済学の観点から論じている。本書の中心的な議論は、「ハードマネー」と「ソフトマネー」の違いについてである。ハードマネーとは、供給量が限られ、長期的に価値を維持できる貨幣のことを指す。代表的な例は金であり、その希少性と耐久性によって数千年にわたり価値を保ってきた。一方、ソフトマネーとは、供給が容易で、中央銀行や政府の裁量によって価値が変動しやすい貨幣を指す。現代の法定通貨はまさにこの典型であり、政府が自由に通貨を発行できるため、インフレによって価値が下がるリスクを常に抱えている。アウモズは、ビットコインこそが「デジタル時代のハードマネー」であると主張する。ビットコインは2100万枚という供給上限が決められており、これ以上発行されることはない。そのため、通貨供給の拡大によるインフレの影響を受けにくい。また、中央管理者が存在せず、ネットワーク上で分散的に管理されているため、国家の干渉を受けにくい特性を持つ。こうした特徴は、ビットコインがデジタルゴールドとして機能する可能性を示している。 さらに、本書では法定通貨制度の問題点についても深く掘り下げられている。政府や中央銀行が通貨を自由に発行できるという仕組みは、一見すると経済を柔軟にコントロールする手段として有効に思える。しかし、現実には、その権限が乱用され、過剰なインフレや景気の人工的な変動を引き起こしてきた。特に、財政赤字を補填するための無責任な通貨発行は、結果的に通貨の価値を毀損し、経済の健全性を損なっている。アウモズは、こうした現行の貨幣制度の限界を指摘し、それに代わる選択肢としてビットコインを提示する。しかし、本書にはいくつかの課題や批判も存在する。第一に、本書はビットコインのボラティリティの高さや実用性の欠如について軽視している点が挙げられる。確かに、ビットコインはデジタルゴールドとしての側面を持つが、その価格の変動幅は依然として大きく、通貨としての安定性には欠ける。価値の保存手段として優れていると主張するものの、短期間で50%以上の価格変動が起こる資産を一般の人々が日常の決済手段として使うことは難しい。第二に、本書は貨幣の流動性と信用創造の役割を軽視している。現代の経済は、銀行による信用創造を通じて成長してきた。法定通貨制度のもとでは、銀行が預金を貸し出し、経済に資金を供給することで、企業の投資や成長が促進される。しかし、ビットコインの固定供給モデルでは、このような信用創造のメカニズムが大幅に制限されるため、流動性の不足によって経済が停滞するリスクがある。もしビットコインが広く採用されるとすれば、それに代わる新たな信用創造の仕組みが必要となるが、本書ではこの点が十分に議論されていない。第三に、国家の経済政策の重要性を過小評価している。確かに、政府の財政政策や中央銀行の金融政策がインフレを引き起こすリスクはあるが、それらが適切に機能することで、経済危機の際に市場を安定させる役割を果たしてきた。たとえば、リーマンショックやコロナ禍のような経済危機において、中央銀行の流動性供給は金融システムの崩壊を防ぐために不可欠だった。ビットコインの分散型システムでは、このような中央集権的な介入が不可能であるため、危機対応能力が著しく低下する可能性がある。 本書の最大の魅力は、ビットコインの技術的な仕組みに焦点を当てるのではなく、貨幣の本質そのものを問い直す視点にある。私たちは、中央銀行による通貨制度が当たり前だと思い込んでいるが、それは決して普遍的なものではない。もし、より優れた貨幣が登場したならば、歴史は再び動き出すだろう。アウモズの『ビットコイン・スタンダード』は、そんな未来を見据えながら、読者に新たな視点を提供する一冊である。しかし、本書の議論を鵜呑みにするのではなく、ビットコインの限界や経済全体に与える影響についても慎重に考える必要がある。ビットコインが貨幣の未来を担う存在になるのか、それとも一時的な投機ブームに終わるのか、その答えはまだ出ていない。だが、本書が提示する貨幣システムの根本的な問題提起は、現代社会にとって極めて重要なものであり、今後の議論の礎となるだろう。
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