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ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | イースト・プレス |
発売年月日 | 2021/07/17 |
JAN | 9784781619972 |
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ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと
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商品レビュー
3.5
10件のお客様レビュー
死に関する小説や著名人の死の間際の発言、詠んだ歌などを挙げながら、自分なりの「幸福」を想定できれば、「幸福な死」への第一歩になり得るのではないか、という展開が広がる本 印象的なフレーズ 「気がついたら、今週は 1回も信号で引っかかっていない」みたいな短歌を見たことがあってさ 。...
死に関する小説や著名人の死の間際の発言、詠んだ歌などを挙げながら、自分なりの「幸福」を想定できれば、「幸福な死」への第一歩になり得るのではないか、という展開が広がる本 印象的なフレーズ 「気がついたら、今週は 1回も信号で引っかかっていない」みたいな短歌を見たことがあってさ 。(中略)「この都合がいいことはありえない 実はもう死んでるんじゃ?」的な想像が働いてしまう。天国には青信号しかないみたいなイメージというか。 この本を読んで、死について詳しくなったということはないが、親の死に目に遭いたくないと思ってましたが、遭うのもありなのかもしれないと考えるきっかけになりました、
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この二人でこのタイトル!そりゃ読むでしょと思い手に取った。まとまりすぎていない友人同士のだらだら飲みのような感じが死というテーマにむしろ合っている。 ただ猫死するほどネコ好きの読者が手にするには漫画のネコの”ねごとちゃん”が擬人化されててあんまりかわいくないのがいまいちで、思い...
この二人でこのタイトル!そりゃ読むでしょと思い手に取った。まとまりすぎていない友人同士のだらだら飲みのような感じが死というテーマにむしろ合っている。 ただ猫死するほどネコ好きの読者が手にするには漫画のネコの”ねごとちゃん”が擬人化されててあんまりかわいくないのがいまいちで、思い切りネコらしく描いてほしかったと思う。人物と背景はうまいなあと思ったので、この作者はおぶうの兄弟さんと真逆で本当は動物より人間が好きな人なのかもしれない。 カバーにもネコいないし勿体ないな・・・と思っていたら、最後のほうでタイトルの由来が会話されており、あ、そういう意図だったのかとわかる。しかしそうならば、単に図形と白抜きフォントにブロック塀と雑草を抜き合わせするんじゃなくて、もっとうんとリアルに作り込んでほしかったなぁ・・・ P20 穂 (俺たちはどう死ぬのかについては)「「君たちはどう生きるか」みたいに「こうあるべき」とか社会的にもとりあえず多くの人が、「まあそうだよな」と納得できるような、共通できる答えがないってことね。」 春「で、結局「人それぞれ」っいうのが面白いところでもあり、共感して安心できないからつらいところでもある」 P38 春(亡くなった店の親父さんの小さな顔写真を見て)「なんか物理的にちっちゃくなっちゃったのを目の当たりにした感じですごくショックだった。死体とか血とか、そういう”いかにも”じゃない形で「死」が強烈に迫ってくることもあるんだよね」 P54 らしい死に方とはなにか 死因「猫死」(猫がかわいすぎたため死亡) P117 穂「人から頼られることが全くない」春「ああ、年をとってもベースとなるキャラの部分は変わらないわけね。万年「この人に頼っても仕方がない」キャラ P146 穂「竹富島に初めて行った時、大きな蝶がいっぱいいて、それが胸にバンバンぶつかってきてさ、なんだかこの世の光景とは思えなかったんだよね。以来、自分の中の天国は「大きな蝶が胸にぶつかってくる場所」として定着してしまった。 P223 春「永遠に時間が続くなら、競い合うことなんて面倒でしかないと思う。妬みとかがなくなるのはいいよね」穂「死ななければ、無限に機会があるから妬みはなくなるということでしょ?でも本当ににそうなのかな?」 【中略】穂「ずっと同じメンバーで生きていくのだとしたら、それはもうみんな死んでいる状態と変わらないんじゃないかな。 P237 穂「いつまでも幼児性をなくさずにいたほうが幸福なんじゃないか、とかさ」【中略】春「ただ悲しいかな、それは「無垢である」ということとは全然関係がないんだよね」穂「むしろ権力やパワーを持たせたら最悪、という存在じゃない?」
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個人的な考えである「死」について、正解はないのだけれど、春日、穂村両氏の考え、対談中に紹介される人物の言葉や書籍から、自分にとって「死」をどう捉えているか、を改めて考えた。 0(生)→100(死)といきなり飛んでしまうイメージや、一発逆転の賭けよりも、家でどら焼き食べている生...
個人的な考えである「死」について、正解はないのだけれど、春日、穂村両氏の考え、対談中に紹介される人物の言葉や書籍から、自分にとって「死」をどう捉えているか、を改めて考えた。 0(生)→100(死)といきなり飛んでしまうイメージや、一発逆転の賭けよりも、家でどら焼き食べている生活がいいという考えに共感した。
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