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氷獄 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2021/07/16 |
JAN | 9784041092781 |
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商品レビュー
3.8
18件のお客様レビュー
登録は文庫だが実際は、単行本 2019/7/31初版発行 <目次> 双生 星宿 黎明 氷獄 チームバチスタ犯人裁判の話「氷獄}、など計4篇。 発表、発売の2019に購入していたが、放置してあった もの読了。 海堂さんには、書いてもらいたいことが この2年くらいで噴出である。
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『チーム・バチスタの栄光』のその後を描いた表題作を含む、全4篇。 「双生」……1994年春。田口公平のもとで研修に励むすみれ・小百合の桜宮姉妹。外来患者の夫の異変に気付いたすみれは、ある斬新な治療法を提案する。 パーキンソン病の新たなる外科的治療法。 脳に電極を入れて、通電すれば良いという。 だが、彼女たちは半年の予定が三ヶ月で終わった。 「星宿」……2007年冬。看護師の如月翔子は、手術を拒否し続ける少年・村本亮の願い「南十字星を見たい「を叶えるため、便利屋・城崎を呼び出して、オレンジ病棟の秘密の3階にプラネタリウムに。 翔子が奔走する先にはグッチー、高階院長、白鳥も出てきて成功させる。 「黎明」……2012年春。末期癌の妻、千草が入所した東城大学医学部付属病院のホスピス棟は、「治る希望は捨て死を受け入れる」という方針だった。 夫・章雄は反発する。 そこには元女医の山岡さん(患者)と黒沼師長が率いてる。 反発するは若月看護師。工藤夫妻と「患者と寄り添うホスピス」を目指す。 かつてあった碧翠院を目指して・・・。 山岡は病気詐称で退所、黒沼も一緒に去る。 「氷獄」……2019年春。新人弁護士・日高正義は「バチスタ・スキャンダル」の被疑者「氷室」の元を訪れた。 弁護の拒否を続ける氷室。 バチスタの面々に巻き込まれる形でバンバン出てくる。 田口先生→白鳥→斑鳩→彦根先生 ここで北海道の産婦人科医の三枝先生、世良医院長の名がチラリ。 氷室に青酸カリを渡す女医は白磁のマスクを付けている。 そして東日本大震災の日。氷室は鍵が一時的に開いたドアから何処かへと姿をくらます。 流石に色々出てきすぎってカンジw それだけに、以前の物語を覚えてないと難しいかも? 色々な所で、色々な人が出てくるのでフと思い出す物語の数々。 バチスタ読んでる人は、読んでおいて損はしない。 ただ、物語上登場人物が多いので、ややこしい感はあるが懐かしさの方が勝る。
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桜宮サーガの短編集 バチスタ裁判の表題作を含めて収録は4編 ・双生 1994年 春 田口先生のところに桜宮すみれ、桜宮小百合が短期研修していた頃 すみれと小百合のそれぞれやりたいことの片鱗がこの時期にも発露されていたのですねぇ でんでん虫の倒壊のあれこれや、その後の暗躍にまで関...
桜宮サーガの短編集 バチスタ裁判の表題作を含めて収録は4編 ・双生 1994年 春 田口先生のところに桜宮すみれ、桜宮小百合が短期研修していた頃 すみれと小百合のそれぞれやりたいことの片鱗がこの時期にも発露されていたのですねぇ でんでん虫の倒壊のあれこれや、その後の暗躍にまで関わってくるとはね…… ・星宿 2007年 冬 オレンジ病棟で南十字星を見ようとするお話 ナイチンゲールの沈黙の後くらい 手術拒否する小児患者の「南十字星を見たい」という願いを叶えようとする如月翔子 便利屋 城崎を頼って実現した方法とは? オレンジ病棟の建設の経緯やら、タヌキの思惑やら、白鳥の力技やら、田口先生の消費カロリーの少ないアシスト等々 ・黎明 2012年 春 終末医療施設である黎明病棟発足当初のゴタゴタ ホスピス棟に入所することになった、膵臓癌末期の千草 夫の章雄は、今まで苦労させた負い目もあってなんとか治療をしてやりたいと思っているが、ホスピス棟の看護師長黒沼はその考え自体を否定する ホスピスというのは、死を迎える覚悟を作る場所であい、治療は不要だと 諦めきれない章雄は、ホスピス棟に入所している山岡から、看護師の若月に相談する事を勧められる 若月のやった事、そして事態は意外な真実を明らかにする それにしても、高階院長の提示した最善策の無茶振りっぷりよ そんな事、田口先生ができるわけないじゃんw あと、最後に仄めかされていた、田口先生が巻き込まれる事って、新型コロナのあれですね 単行本の発売時には書いてなかった文章なんでしょうね、きっと 他作品の感想でも書いたけど、田口先生は後に教授になってるはずなのに、この時点でまだ講師という違和感もあるなぁ ・氷獄 2019年 春 新人弁護士・日高正義によるバチスタスキャンダルの被疑者の弁護の回想 弁護の拒否を続ける被疑者 被疑者からの他の事件へのアドバイス 日本の司法の問題点とは? 科学的な手法をどこまで司法に反映させるか? その情報の開示を誰が掌握するかという問題 検察は有罪にするために、自分達に不利な情報は出さないというのはダブルバインドではないのかという疑問 やはり、これまで桜宮サーガを追いかけてきたからこそ感慨深いものがある 別宮葉子、斑鳩芳生とか他シリーズを読んでいると「おぉ!」と思うところがあるけど この作品を最初に読む人にとってはよくわからない小説に感じるかもね 東日本大震災や新型コロナウイルスも作中に込めだすと 先述の通り登場人物たちの年齢が結構気になるんですけどねぇ ところで、田口と白鳥のシリーズは完結したんじゃなかったっけ? そのシリーズではなく、あくまで桜宮サーガの短編ということか?
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