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ビハインド・ザ・ホラー ホラー映画になった恐怖と真実のストーリー
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 青土社 |
発売年月日 | 2021/06/28 |
JAN | 9784791773992 |
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ビハインド・ザ・ホラー
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
ストーリー、というより事件の解説のような本だった。元の映画を見たことがあるならすごく楽しめると思う。
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ホラー映画、その監督たちにインスピレーションを与えた(かもしれない)実際の事件を紹介したもの。雑学として良いかな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『M』 p26-27 六〇年後に犯罪学者スティーヴン・エッガー博士が使った空恐ろしい表現を借りるなら、「レス・デッド」ーその死がさほど重要視されないー人々である。 『サイコ』、『悪魔のいけにえ』 p61 「ブーヘンヴァルトの雌犬」と呼ばれた悪名高き女看守イルゼ・コッホがつくった人皮張りのインテリア装飾品 『ウルフクリーク / 猟奇殺人谷』 p279 殺害行為を追体験するために、殺人者は犠牲者たちの思い出の品を持ち帰るという。 『死霊館』、『アナベル 死霊館の人形』、『死霊館 エンフィールド事件』 p322 どちらの側にも、自分の見解に合致する事実のみに光を当て、そうでないものを無視する、いわゆる"確証バイアス"の傾向がある。 『ウィッチ』、『ライトハウス』 p334-335 この流れは文学にも広まがって、ほぼ同時期に、グリム兄弟の兄ヤーコフが『神様の動物と悪魔の動物』という民話を記述しており、そこに悪魔とヤギとのつながりがはっきりと示されている。 悪魔は答えた。「そうするほかないのだ。私の心は邪悪な考えにとらわれているのだから、私が創るものが邪悪にならないわけがない」 カナダを拠点とする学者によるホラー映画のいわゆる「元ネタ」を紐解く本書。超面白い。 歴史書であり、犯罪記録であり、ゴシップでもある。訳者あとがきにもあったように、現実の事件の禍々しさと興味深さ。オカルト系はまあそうですよね、と思いつつも、自分は何の映画の元になった話を読んでいるのだろうと、遠いところに連れて行かれる読書体験。最高。
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