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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2021/07/09 |
JAN | 9784065241882 |
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商品レビュー
3.1
100件のお客様レビュー
消化しきれていない記憶や感情を持つ登場人物たち。そのわだかまりはいずれ身体にも何らかの形で現れるものなのだろうか。 全ての言葉を咀嚼できたわけではないが、それが良かった。簡単に理解できてはその記憶や感情が軽く感じられるから。何となく想像はつくが理解しきれない。その表現が物語の重厚...
消化しきれていない記憶や感情を持つ登場人物たち。そのわだかまりはいずれ身体にも何らかの形で現れるものなのだろうか。 全ての言葉を咀嚼できたわけではないが、それが良かった。簡単に理解できてはその記憶や感情が軽く感じられるから。何となく想像はつくが理解しきれない。その表現が物語の重厚さを引き立てていて読んで良かったと思う。
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今までにない難しい表現だらけ the 文学作品ってかんじ 知らない日本語の表現や比喩表現というかこんな表し方があるんやと思わされる文体 野宮が現実なのかどうか曖昧としていて不思議 ウルスラの沈黙を必要とする人が多い 「百年経って咲いた花を目にして、これが死者との再会と納得できる?...
今までにない難しい表現だらけ the 文学作品ってかんじ 知らない日本語の表現や比喩表現というかこんな表し方があるんやと思わされる文体 野宮が現実なのかどうか曖昧としていて不思議 ウルスラの沈黙を必要とする人が多い 「百年経って咲いた花を目にして、これが死者との再会と納得できる?」 記憶の視覚化 街に潜む過去の記憶、それが今の人間が知覚できる形で顕在化してくる 過去が姿を現してくる ゲッティンゲンでも、岩手でも 野宮も過去の幻影なのか? ウルスラは死者を持物とともに還す役割? ウルスラの部屋には死者?行方不明者と関連する記憶(持ち物象徴)がトリュフ犬によって掘り起こされ補完されている。 部屋を訪れる人はそれを回収しにくる。 回収できた人は所謂成仏ができる。 ドイツで言うとナチス、日本からは震災の被災者 物語の終盤、全員で冥王星まで歩くシーンでは、それぞれが記憶の巡礼をする
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ドイツ文学的な暗さ、死の香りが冒頭からする。チャプター分けが無くてノンストップで読んでしまうが、ページをめくる手が止まらない!というよりかはブレーキの無い自転車に乗ってる感じ。現代アートのような語彙・描写と海の絡み方で直島を思い出す。
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