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最後通牒ゲームの謎 進化心理学からみた行動ゲーム理論入門
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最後通牒ゲームの謎 進化心理学からみた行動ゲーム理論入門

小林佳世子(著者)

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最後通牒ゲームの謎 進化心理学からみた行動ゲーム理論入門

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本評論社
発売年月日 2021/06/22
JAN 9784535559868

最後通牒ゲームの謎

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商品レビュー

4.3

38件のお客様レビュー

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2026/05/25

たまたま『嫉妬論』(光文社新書)と並行して読んでいたこともあり、不公平を拒否する(広義の嫉妬する)ことについて興味深く読んだ。 著者が高校生にも分かるように書いたと言っているとおり、専門的な話がとても分かりやすい(たまにくどいくらい)内容にまとまっている。 入門として分量も丁度良...

たまたま『嫉妬論』(光文社新書)と並行して読んでいたこともあり、不公平を拒否する(広義の嫉妬する)ことについて興味深く読んだ。 著者が高校生にも分かるように書いたと言っているとおり、専門的な話がとても分かりやすい(たまにくどいくらい)内容にまとまっている。 入門として分量も丁度良く、従来の学問分野を横断した研究が進んでいることに大変ワクワクした。詳しく知りたい人向けの本も紹介されており、現役の学者から、難しいことから最新の研究までをここまで面白く解説していただけるのは貴重で有り難いことだと思う。

Posted by ブクログ

2026/05/03

人と人が交渉やコミュニケーションを取る際に働く理性と本能が、実験によって整理されている点が興味深い。人は損をしたくない一方で、他者の「目」があると社会的に振る舞い、よく見られたいという欲求が行動を左右する。逆に、監視のない状況では利益を優先しやすい。不公平を許さず、裏切りを強く拒...

人と人が交渉やコミュニケーションを取る際に働く理性と本能が、実験によって整理されている点が興味深い。人は損をしたくない一方で、他者の「目」があると社会的に振る舞い、よく見られたいという欲求が行動を左右する。逆に、監視のない状況では利益を優先しやすい。不公平を許さず、裏切りを強く拒否し、裏切り者を素早く見抜こうとする性質や、ゴシップが広まりやすいこと、悪い者が罰を受けることに快感を覚える点は、動物にも共通する本能的特徴である。しかし、これらは単なる感情ではなく、生存と繁殖のために協力関係を維持する「適応合理性」を持つ行動でもある。 現代社会において、こうした性質をどのように活かせば、より良い世界をつくれるのか?人間の本能を前提にした制度設計にすべきか。理性に期待せず、他者の「目」をつくり、裏切りをさせない、公正や協力を生み出す設計すべきか。

Posted by ブクログ

2026/03/24

YouTubeのReHacQ−リハック−から、この本にたどり着いた。 「世界最古のゴシップ『メソポタミアの政治家が既婚女性と浮気しました』と粘土板に楔形文字で彫られている」笑 自分に何の関係もない情報を知りたがるのは何千年も前から変わらない… 人が非合理的な行動を取る理由について...

YouTubeのReHacQ−リハック−から、この本にたどり着いた。 「世界最古のゴシップ『メソポタミアの政治家が既婚女性と浮気しました』と粘土板に楔形文字で彫られている」笑 自分に何の関係もない情報を知りたがるのは何千年も前から変わらない… 人が非合理的な行動を取る理由について… 等々、興味深いことを分かり易く語っておられ、先生のお人柄が伝わってきて、本も読みたくなった。 最後通牒ゲームでは、不公平なお金の分け方をされると、たとえ損をしても多くの人がそれを拒否する。 これは一見無駄な行動に見えるが、本書では「公平さを大事にする心」や「不公平への怒り」が、人類が集団で生き残るために役立ってきたと説明されている。 人の行動は単なる合理性だけでなく、感情や進化によっても決まっていると分かり、とても面白いと感じた。

Posted by ブクログ

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