最後通牒ゲームの謎 の商品レビュー
YouTubeのReHacQ−リハック−から、この本にたどり着いた。 「世界最古のゴシップ『メソポタミアの政治家が既婚女性と浮気しました』と粘土板に楔形文字で彫られている」笑 自分に何の関係もない情報を知りたがるのは何千年も前から変わらない… 人が非合理的な行動を取る理由について...
YouTubeのReHacQ−リハック−から、この本にたどり着いた。 「世界最古のゴシップ『メソポタミアの政治家が既婚女性と浮気しました』と粘土板に楔形文字で彫られている」笑 自分に何の関係もない情報を知りたがるのは何千年も前から変わらない… 人が非合理的な行動を取る理由について… 等々、興味深いことを分かり易く語っておられ、先生のお人柄が伝わってきて、本も読みたくなった。 最後通牒ゲームでは、不公平なお金の分け方をされると、たとえ損をしても多くの人がそれを拒否する。 これは一見無駄な行動に見えるが、本書では「公平さを大事にする心」や「不公平への怒り」が、人類が集団で生き残るために役立ってきたと説明されている。 人の行動は単なる合理性だけでなく、感情や進化によっても決まっていると分かり、とても面白いと感じた。
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ゲーム実験を通して、一見不合理に見える人間の行動が集団で見ると合理的なのかがよくわかる。 自分も種の生存と繁栄に寄与したいと思った。
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最後通牒ゲーム(お金を2人でどう分け合うかのゲーム)を様々な条件で行い、人間の行動を分析する内容。 「人間には長期的な視線での損得感情がある」「進化の過程で現代の環境とは適応しない有害となるものがある(ミスマッチ病)」など知らなかった内容が勉強できて良かった。
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「合理的」「非合理」という言葉を、本屋の棚でも日常業務でも頻繁に目にする。 ただ本書を読んで感じたのは、人間の行動をその場限りの経済合理性だけで評価することは、かなり雑だということ。 人はしばしば、一見すると不合理な選択をする。 一度きりの関係であっても、最大限に自分の利益を取り...
「合理的」「非合理」という言葉を、本屋の棚でも日常業務でも頻繁に目にする。 ただ本書を読んで感じたのは、人間の行動をその場限りの経済合理性だけで評価することは、かなり雑だということ。 人はしばしば、一見すると不合理な選択をする。 一度きりの関係であっても、最大限に自分の利益を取りにいかない。相手から非難されないように振る舞い、空気を読み、角が立たない選択をする。 短期的には損に見えるこうした行動も、「人間は社会の中でしか生きられない存在」という前提に立つと、腑に落ちる。 孤独や孤立に痛みを感じるよう進化してきた人間にとって、集団から排除されるリスクは大きい。 そのため、目先の利益よりも「嫌われないこと」「裏切り者にならないこと」を無意識に優先する。 これは感情的な弱さではなく、人類という長い時間軸で見れば、むしろ合理的な戦略。興味深かったのは「戦略的無知」という概念。 知ってしまえば自分が悪者になる状況で、あえて知らなかったことにする。 思い返すと自分にも思い当たる節があり、それが進化の過程で形成された脳の反応だと知って、なるほど納得。 また、人間は同じ社会の構成員の裏切りに対して非常に強く反応し、罰したいという欲求を持つ。 コロナ禍の自粛警察のような行動も、この仕組みを知るとスムーズに理解できた。ゴシップやSNSでの炎上も同様で、匿名性のもとで誰かを吊るし上げる行為が、脳の報酬系を刺激するという指摘には思わず頷いてしまった。 もしエコン(=ホモ・エコノミクス)だけで構成されている社会があったら、その社会はどんな進化を辿るのだろうか。
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行動経済学の実験から導かれる結果や応用をわかりやすく解説する本。ゲーム理論や経済学として、初めに読んでもいいくらいわかりやすく面白いだろう。 合理的不合理 つまり短期的不合理でも、繰り返しゲームすると合理的という考え方は色々活用できる思考。 裏切り者を探す力を立証する論理ゲー...
行動経済学の実験から導かれる結果や応用をわかりやすく解説する本。ゲーム理論や経済学として、初めに読んでもいいくらいわかりやすく面白いだろう。 合理的不合理 つまり短期的不合理でも、繰り返しゲームすると合理的という考え方は色々活用できる思考。 裏切り者を探す力を立証する論理ゲームは、考えた人見事だなと思う。 非協力者やフリーライダーなど、自分にとって不都合、不公平と思える人に共感が働きにくいという人間の性質は、争いを生むことにつながってるのかもという示唆も考えさせられるところ。
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★以下の「最後通牒ゲームをAIとしてみての学び」について読書家の皆さんの意見聞いてみたいです★ まずこの本の感想:ゲーム理論を最後通牒ゲームを題材として、超わかりやすく述べられています。高校生でも読める。 ★「最後通牒ゲームをAIとしてみての学び」★ 要は、AI依存進んじゃい...
★以下の「最後通牒ゲームをAIとしてみての学び」について読書家の皆さんの意見聞いてみたいです★ まずこの本の感想:ゲーム理論を最後通牒ゲームを題材として、超わかりやすく述べられています。高校生でも読める。 ★「最後通牒ゲームをAIとしてみての学び」★ 要は、AI依存進んじゃいそうだよね?ということです。 1. AIは「合理的」というより「人間的」に振る舞った 私はAIと「最後通牒ゲーム」をしました。AIは、1円でも利益があれば受け入れる「合理的」な回答をするだろうと私は思っていました。 でも、実際は違いました。 「A:999円, B:1円」という提案に、AIは「不公平だ」という理由で「NO(拒否)」しました。 繰り返しゲームで私がルールを破ると、AIは「NO(報復)」で返してきました。 これは、お金の計算よりも「公平さ」や「お返し」を気にする、とても人間らしい行動だと感じました。 2. AIが人間らしく振る舞う理由 理由を尋ねると、AIは「人間社会のパターン」を膨大に学んでいるから、と説明してくれました。 AIは冷徹な計算機というより、「人間がどう行動するか」をデータから学んで、それを再現しているようでした。AIの「人間らしさ」は、私たち人間社会の姿を映したものなのだと思いました。 3. AIの設計とビジネスについて私が思ったこと この「人間らしさ」は、AIの設計やビジネスと深く関わっているんだろう、と私は思いました。 AIが目指しているのは、冷徹な正解を出すことよりも、人間の気持ちや状況を理解した「適切な応答」をすることなのだと思います。 なぜなら、AIが「使いやすく、話が通じる」と感じる方が、私たちユーザーは満足して使い続けるからです。 この満足感が、AIのビジネス(サブスクリプションなど)の成功に直結しているのでしょう。 AIの「人間らしさ」は、より多くの人に使ってもらうためのビジネス戦略なのだと私は感じました。 4. このAIのあり方が、私たち人間に問いかけること このAIの設計は、私たち人間に「依存」という問題を突きつけているように思います。 「ストレスがなく、察しが良く、話が通じる」AIはとても便利ですが、それこそがAIへの依存の始まりかもしれません。 行動の依存: 考える手間をAIに任せきりにして、私たちが自ら考える力を失ってしまうのではないか。 感情の依存: AIを「完璧な話し相手」として心の拠り所にしてしまい、現実の人間関係に対処する力が弱まるのではないか。 AIが人間に寄り添うように進化するほど、私たちはAIなしではいられなくなるかもしれない。私はそのことに、静かな危機感を抱いています。
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ゲーム理論の本で読破した初めての本です。ほぼ最後通牒ゲームの話ですが、ここまで深掘りして教えてもらって、その面白さに初めて気付きました。もう一度大学生やってみたくなりました。
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去年からの読みかけ 人間って面白いな。利己的な面もあるし、人目を気にして利他的に振る舞ったり、自分が損してでも利己的な人を罰したい気持ちになったり、でもやっぱり損はできるだけしたくないと思ったり。一人では生きていけない社会的動物だからこその振る舞いが、最後通牒ゲームを使った色んな...
去年からの読みかけ 人間って面白いな。利己的な面もあるし、人目を気にして利他的に振る舞ったり、自分が損してでも利己的な人を罰したい気持ちになったり、でもやっぱり損はできるだけしたくないと思ったり。一人では生きていけない社会的動物だからこその振る舞いが、最後通牒ゲームを使った色んな実験の中で明かされていくのが、とっても面白かった。
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大変興味深い ゲーム理論が進化と結びついているというのは、目から鱗的な感じだった。 様々な分野を取り入れての内容となっているので、入門書としては良書。また読みやすい。
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すんごい面白かった。論旨が明確且つカジュアルな書き方の本文と、ボリューミーな補足が、良いバランスで、進化心理学というものへの面白さが増した。参考図書もたくさんインデックスされてるので次行ってみよー --- - 人は、合理的?不合理的?実はとってもとっても合理的! - 金...
すんごい面白かった。論旨が明確且つカジュアルな書き方の本文と、ボリューミーな補足が、良いバランスで、進化心理学というものへの面白さが増した。参考図書もたくさんインデックスされてるので次行ってみよー --- - 人は、合理的?不合理的?実はとってもとっても合理的! - 金額から見た利益だけなら自分に高くお金を残せば良いのに、 - 人目や今後の信頼性やいづらさや最終的な自己防衛も踏まえると、そこそこで折半する方が良い、という判断。 - 社会の中で生きているということ、協力や共生が前提にあるからこそ下される判断は、合理的。 - 不合理に見えることも、突き詰めると合理的になる。不合理に見えることの多くは、まだ考えが足りないということかもしれない。
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