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海神の子
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海神の子

川越宗一(著者)

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海神の子

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2021/06/23
JAN 9784163913872

海神の子

¥385

商品レビュー

3.7

17件のお客様レビュー

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2024/07/29

熱源に続き二冊目。 重厚で、波瀾万丈な人生を体験出来た。 予備知識が少ない分、先入観なく読めました。

Posted by ブクログ

2023/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

川越宗一は『熱源』で初めて読んで、そのスケール感に驚かされた。今度は海賊の話。平戸で生まれた福松は、夫を殺し、夫の名を語り海賊の頭となっていた母と再会し、明国へ渡る。皇帝自死ののち、新たな皇帝を建てるという壮大な話。国姓爺合戦という言葉は知っていたが、中身は知らなかった。国姓爺となる鄭成功こと田川福松の話。

Posted by ブクログ

2022/03/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公「陸では生きられない者の居場所を作る」 ???「おまえの作る天下からも、弾かれる者はいるぞ?」 「国性爺合戦」のモデルとなった英雄・鄭成功を描く……という触れ込みで拝読しましたけど。 歴史小説というのはアレか? キャラの気持ちを3文以上掘り下げたら作者は血を吐いて死ぬ呪いでもかかってんのか? ってくらい、主人公以外の出てきたキャラはその場その場の気持ちを描写されるだけで『おしまい!』の尻切れトンボが連続でした。 えっ妻たちのホームドラマ無いの?! 主人公とのなれそめ的エピソード描写は!? レオ・コープについて要所要所で掘り下げることがあるんじゃねえんすか!? えええ!? これがラノベとかだったら、 『陸じゃ生きてけない女傑の息子に生まれましたが、中国皇帝を目指すことになりました』 ってタイトルで、まず松さんの描き方から変わると思います。ていうかそっちの方が読みたい。 下手な演者の布袋劇(プータイシー)かって感じで。 板切れに目鼻描いたよりはましでも、『血肉の通ったキャラクター』というより『演者のあやつる木偶』感半端ない。 序盤のヒロイン、松さんの描き方とか不満垂れ始めるときりがない。 「台詞が少ない寡黙なキャラクター」であることは分かるけど、描写が上っ面すぎて、何を好み何を憎むかすら曖昧なのは困る。 歴史小説とは、歴史小説を読みなれた読者以外には、娯楽として消化不良の元という感想をもつのは、次の 『かけおちる』 を読んでからにしようと思う。 本作に限って言えば、娯楽として消化不良の元。 戦乱の時代に七転八倒、母からは千尋の谷に突き落とされ、妻7人とのあれやこれやを活写した『陸じゃ生きてけない女傑の息子に生まれましたが、中国皇帝を目指すことになりました』だったらよかったなぁ!

Posted by ブクログ

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