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まぎわのごはん 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2021/06/07 |
JAN | 9784094070316 |
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まぎわのごはん
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まぎわのごはん
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商品レビュー
4.1
14件のお客様レビュー
「まぎわ」って、何が起こる間際なのだろうか?藤ノ木優さんの作品からすると「いまわ」のことだろうか? 若い料理人の翔太が兄弟子と反りが合わず店を飛び出した先に、拾ってもらった店が、特別な料理店だった。藤ノ木さんの作品は名前に「翔」がつく登場人物がやたら目に付く。そして店の名前が・・...
「まぎわ」って、何が起こる間際なのだろうか?藤ノ木優さんの作品からすると「いまわ」のことだろうか? 若い料理人の翔太が兄弟子と反りが合わず店を飛び出した先に、拾ってもらった店が、特別な料理店だった。藤ノ木さんの作品は名前に「翔」がつく登場人物がやたら目に付く。そして店の名前が・・・。 拾ってもらった料理店は、マスターと呼ばれる優しい料理を作る元医者がいた。元寿司職人でオーナーの親方と呼ばれる芝、小夜、この2人がマスターとともにこの作品を引き締めている。翔太の未熟さをより際立たせることで、「まぎわ」の意味を強調しているように思えた。小夜が翔太と話している時に、人差し指を挙げて語る場面は、天久鷹央を垣間見た、その場面だけだが。 余命幾許も無くなった時、私は何をするだろう。やはり美味しそうな料理を少しでも口にしたいと思う。世界を見て回るのも楽しいが、元気でなくなればそうはいかないだろう。絵画を見たり空を眺めたりしながら、優しい人と料理を味わいたい。そんな気持ちにさせられた。 相手に寄り添う気持ちは口にするものにとって最高の味わいをプレゼントしてくれる。
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おいしい 小説 なのかはちょっとわからなかった 主人公にすこし苛々してしまう 主人公、どうして料理はじめて仕事にしようと思ったのかわからなくてずっと考えてしまう…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
職場の方のおすすめ。お借りしたその日に読了。 現役医師が執筆された小説とのことでリアリティがあった。余命幾ばくかの患者に、ご飯を通してとことん寄り添う、元医師の料理人。 たべることは、生きること。 膵臓癌のご主人と、その奥さんのエピソードはポロポロ泣けた。ごはんには、生きた思い出が宿る。 読了後に装丁を眺める。桜を見たかった咲良さんを思い出しているのだろうと思うとまた泣ける。寄り添うを言い換えると、どれだけ一生懸命やったか、ということなのかもしれない。 わたしも美味しいお出汁をとったり、家族の好物をつくったりして、食卓に思い出を残そう。 ちなみに、この日の晩ご飯はフワフワの白身魚のフライ。みんな喜んでくれました。幸せは食卓から生まれる。
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