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闇の盾 政界・警察・芸能界の守り神と呼ばれた男
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闇の盾 政界・警察・芸能界の守り神と呼ばれた男

寺尾文孝(著者)

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闇の盾 政界・警察・芸能界の守り神と呼ばれた男

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2021/06/02
JAN 9784065238783

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商品レビュー

3.1

24件のお客様レビュー

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2021/07/23

カネより銃よりコネクション…。

2021年7月読了。 最近、反響が大きい本との風聞で読んだ。 細かい事の理非はさて置き「餅は餅屋」の諺どおり、警察関係者(公務員)の内輪話は「俗社会の内幕物」が大半なので、読んでいて飽きることが無い。又「大企業でもヤクザでも、こういう駆け込み寺的な存在(仲介屋)は必要なん...

2021年7月読了。 最近、反響が大きい本との風聞で読んだ。 細かい事の理非はさて置き「餅は餅屋」の諺どおり、警察関係者(公務員)の内輪話は「俗社会の内幕物」が大半なので、読んでいて飽きることが無い。又「大企業でもヤクザでも、こういう駆け込み寺的な存在(仲介屋)は必要なんだなぁ」と痛感、「起業する事とは…」と云う点でも勉強に成った。警察や検察のOBなら、世間の大概の揉め事は収められちゃうなんて、こんなに正々堂々と語られちゃうと、一般市民としては怒る気力も無くなるね。 未来永劫甦る事は無い、あの現ナマや銃弾まで飛び交ったバブル期の異常さも、当事者ならではのヒリヒリする熱い回想で再現されている。 但し客観的な第三者の視点が無いので「この人(著者)、ちょっとカッコ良過ぎじゃない?」と思われる箇所も随所に有ったが、それもご愛嬌。(「秦野章先生」や「中江滋樹」なんて、久々に見た名前も懐かしかった。) しかし、平和ボケと云われて久しい日本国民に「個々人が危機管理意識を持つことの大切さ」を、笑わせながらハラハラさせながら、イタい程教えてくれる本書は一読に価するものだと思うので、広くお奨めする。 さて、それにしても著者は勿論、著者と袂を別った故佐々淳行さんにせよ、恐ろしい程の「記録魔」振りにはほとほと畏れ入った。自分の半生とは言え、ここまで詳細に脳で記憶出来る筈が無いからね。 日記でも手帳でも何十年間、毎日コツコツと書き留めておかなければ絶対に無理だね、この量は(ただ、お仲間とは云え実名をバシバシ書いてて、一寸心配だけど…w)。 でも、それって別に「元警察官あるある」では無くて、正に「ザ・公務員」なんだよなぁと読後に苦笑してしまった。判る人には判りますよねw? 最後に話は逸れるが、〇マ〇ンで「こんな奴(著者)より、俺の方が当時の裏事情をた~んと知ってらぁ!」って感じで、長々とバブル期抗争裏話を嬉々として書いてる、作者と元同業と覚しき御仁が居たが、そんなに悔しいなら、自分だってテメェの氏素性をバラして暴露本の一冊でも書いてみろっての。 名乗りを上げる度胸も無く、結果(立件)も碌に出せなかったクセに「元公務員」ってプライドだけは高いんだから…本当に「お役人」ってみっともないねww。

左衛門佐

2024/02/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昭和! たまたま出くわした有名事件で犯人にとびかかる大活躍で警察系国会議員・秦野章の子飼いになって土地転がしのお世話を全部してもらって財産を得て(秦野先生の自由な財布係)、自力でもっと儲けようとしたら破滅、先生も議員引退して痴呆に。出直すべく人脈を利用したコンサルタント業に進出。人脈と口八丁での世渡り物語って感じ。

Posted by ブクログ

2023/12/11

「闇の盾」というタイトル、サブタイトルの「政界・警察・芸能界の守り神と呼ばれた男」に引き寄せられた。そして、著者寺尾文孝さんの「日本リスクコントロール」という会社名にも聞き覚えがあり、手に取った。 警察官からスタートした著者が、どのように人脈を作り、お金・権力を持ち、会社を立ち...

「闇の盾」というタイトル、サブタイトルの「政界・警察・芸能界の守り神と呼ばれた男」に引き寄せられた。そして、著者寺尾文孝さんの「日本リスクコントロール」という会社名にも聞き覚えがあり、手に取った。 警察官からスタートした著者が、どのように人脈を作り、お金・権力を持ち、会社を立ち上げるに至ったかを描いている。 やはりのしあがって行くには、一人の力ではできないということを思わざるをえない。人とのご縁、お金、最終的には時の運なのかもしれない。 この中でも面白いのは、やはり89年以前のバブル期。バブル紳士とのつながり、駆け引きだ。人も金も、今の日本では考えられないスケールで現実が進んでいく。 しかし、バブルは崩壊する。著者もその荒波には抗えず裸一貫となったが、そこで自らを振り返り、人脈をつないで日本リスクコントロールという会社を立ち上げる。 どのように働き、どのように生きていくか、という命題がこの書籍の根底に 流れている。自らのためじゃなく、金のためじゃなく、人のために働くという人生の目的。非常に面白く、あっという間に読み終わった。

Posted by ブクログ

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