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尊皇攘夷 水戸学の四百年 新潮選書
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尊皇攘夷 水戸学の四百年 新潮選書

片山杜秀(著者)

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尊皇攘夷 水戸学の四百年 新潮選書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2021/05/26
JAN 9784106038686

尊皇攘夷

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商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

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2025/01/14

タイトルの通り『義公』徳川光圀に始まる『水戸学』の始まりから終わりまでをまとめた一冊。 内容は加筆修正されているものの、初出の雑誌連載時のものをまとめているため、同じことに対して説明が繰り返されたり等、冗長に感じる点もあります。 しかし、その冗長に感じたことも、何せ400年という...

タイトルの通り『義公』徳川光圀に始まる『水戸学』の始まりから終わりまでをまとめた一冊。 内容は加筆修正されているものの、初出の雑誌連載時のものをまとめているため、同じことに対して説明が繰り返されたり等、冗長に感じる点もあります。 しかし、その冗長に感じたことも、何せ400年という長いタイムスパンの物語であること、そして登場人物が多いということから、前のページを繰り直さなくてよいということに気付き、逆にありがたさを感じます。 最初からボタンを掛け違い、自己矛盾に満ちたまま、それを自己批判できずに進んでしまった悲劇というのが読後の正直な感想。 徳川御三家の中で重要な位置を占めながらも、常に最も資力がなかった水戸徳川家の行き着いた先は、現代の日本が抱える課題にもつうじることがあるのではないかと多いながら読んだり。 それにしても幕末から維新までを扱う物語は、敵味方というか立場がコロコロ変わってしまうので、頭の中を常に整理しないといけないというのが大変です(^_^;)

Posted by ブクログ

2024/09/30

第一章 水戸の東は太平洋 一 鯨の海 二 エイハブ船長は日本の沖合いで 三 英人上陸 四 最初の攘夷 五 義によって救われない者 六 三味線狂い 七 納豆と副将軍 八 日本が中華である 九 吉田松陰は湊川で泣く 十 海防論と国体論の相互循環 十一 水戸の夜に鐘は鳴らない 十二 伯...

第一章 水戸の東は太平洋 一 鯨の海 二 エイハブ船長は日本の沖合いで 三 英人上陸 四 最初の攘夷 五 義によって救われない者 六 三味線狂い 七 納豆と副将軍 八 日本が中華である 九 吉田松陰は湊川で泣く 十 海防論と国体論の相互循環 十一 水戸の夜に鐘は鳴らない 十二 伯夷と叔斉という名の兄弟 第二章 東アジアの中の水戸学 一 『国性爺合戦』 二 日本乞師 三 監国魯の運命と日本 四 江戸の中国人 五 教養としての『太平記』 六 七生報国 七 野史が正史を超えるとき 第三章 尊皇の理念と変容 一 南北朝正閏問題 二 富士山と牛肉 三 具象だけが道理を表す 四 日本的陽明学と日本的朱子学 五 天皇の採点簿 六 「内外合一の御鏡」 七 国難と手のひら返し 第四章 攘夷の情念と方法 一 水戸学者の蝦夷地探検 二 ロシアについて 三 天皇かキリストか 四 愛国心の発見 五 近代軍艦事始 六 南上・親政・万世一系 七 高度国防国家 八 水戸の文明開化 第五章 尊皇攘夷の本音と建前 一 蝦夷地幻想 二 雄藩協調と公武合体 三 彦根と水戸の最終戦争 四 臨時独裁官・井伊直弼 五 宜しきときに攘夷すべし 第六章 天狗大乱 一 水戸の「二・二六」 二 天狗党の「ぼくらの時代」 三 「狂暴の士民」対「異論の良臣」 四 銷魂橋 五 庇を貸して母屋を取られる 六 よかろう様 七 天狗党義軍化工作 第七章 「最後の将軍」とともに滅びぬ 一 プレ戊辰戦争としての水戸大戦争 二 貞芳院様御人質 三 血も涙も義も忠もなし 四 三島由紀夫の曾祖母の兄の切腹 五 禁裏御守衛総督、徳川慶喜 六 大政奉還 エピローグ 三島由紀夫の切腹

Posted by ブクログ

2023/12/10

尊王と攘夷が何故、水戸から産まれたのか? 天下の副将軍の論理的思考、九十九里浜の沖が捕鯨船の停泊地、鯨の海だった事から語られる水戸の400年。

Posted by ブクログ