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哲学の女王たち もうひとつの思想史入門
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 晶文社 |
発売年月日 | 2021/05/21 |
JAN | 9784794972644 |
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哲学の女王たち
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商品レビュー
3.9
11件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
【女性哲学者20名の経験と功績】 考えてみると有名な哲学者のほとんどが男性だ、というところから、編集者の2人の女性が、重要な思想的功績を残す20人の女性哲学者を紹介。それぞれ、また20名の女性筆者によって書かれている。翻訳者も女性。 ・・・ 遡ること紀元前、プラトンの時代から、今日にも生きる現代の哲学者まで、ほぼほぼ欧米人(他は、中国、カシミール(?)ナイジェリア、レバノン系アメリカ人)、なのだけれど、いろんな時代と場所を少し旅した気分になった。ランダムに出てきたように感じるアジア系哲学者については、私もまったく知らないのだけれど、アジア人としては、このアジアバージョンができたら面白いなーと思った。 とにかく各人物について、その思想や鉱石だけではなくどのように生きた人たちであったのか、という体験的な紹介がなされていたので、とても読みやすかった。 原作などを通して、特に興味を持った方々の理解をさらに深めたいな、と思ったりした。 女性の哲学者だと、やはり男女間の不平等、フェミニズム、の議論に代表される人が多いかと思うけれど、対等に、人間として女性が議論できる日は来るのかな。 女性の従属的立場については、今も現実問題として日々感じる。永遠に付きまとうものなのかもしれない。 それでも、もっと声を大きくすることはできるのではと少し希望を持つ。
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哲学の話よりも、能力ある女性が活躍する難しさや学問の世界で奮闘してきたかの歴史を知ることができる一冊。 印象的だったのは、オックスフォード大学のモッズアンドグレイツという古典学コースで同時期に学んだ女性4人組が女性哲学学派として全員活躍できた理由が、戦争で男性が少なくなったからと...
哲学の話よりも、能力ある女性が活躍する難しさや学問の世界で奮闘してきたかの歴史を知ることができる一冊。 印象的だったのは、オックスフォード大学のモッズアンドグレイツという古典学コースで同時期に学んだ女性4人組が女性哲学学派として全員活躍できた理由が、戦争で男性が少なくなったからということ。少数派の意見はとりあげられないのは女性だけでない。アフリカの先住民、LGBTQ等。人は何かを考える時に、自分の視点からしかモノを見ていないことに気づくことも哲学に関わる一歩なのではないだろうか。
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知らない人の方が断然多かった。哲学の世界でさえも、女性の扱いはひどいものだったということがよくわかった。そして、男性の作った歴史で勉強してきているから、こんなにも同性の著者たちについて知らないのかと妙に納得。たくさんの人を取り上げている関係で、1人ひとりの紹介は短い。もうちょっと...
知らない人の方が断然多かった。哲学の世界でさえも、女性の扱いはひどいものだったということがよくわかった。そして、男性の作った歴史で勉強してきているから、こんなにも同性の著者たちについて知らないのかと妙に納得。たくさんの人を取り上げている関係で、1人ひとりの紹介は短い。もうちょっと深く知りたいなと思った。
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