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まとまらない言葉を生きる
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まとまらない言葉を生きる

荒井裕樹(著者)

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まとまらない言葉を生きる

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 柏書房
発売年月日 2021/05/03
JAN 9784760153497

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商品レビュー

4.2

55件のお客様レビュー

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2024/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

障害、病、公害、育児、ジェンダー、差別、社会、言葉。正直なところ大学生の自分には、この本で綴られた言葉を真に理解することはできなかった。それも当然なのかもしれないと思う。この本にある言葉はどれも、社会の中で我が身を燃して戦い、全身全霊を生きて、生きて、生き抜いた人々の言葉だ。 まさに、要約しようもない人生が詰まっていた。自分はこの社会で生きながら、こうした人たちを見ずに生きてきたのだと痛感する。ただ、遠くから眺めているだけの人間にすぎない。このままでは、いけない。もっと声を聞きたい、言葉を知りたい。 文中で紹介された、脳性マヒの男性が読んだ詩が心に残っている。 『母よ 不具の息子を背負い 幅の狭い急な階段を あえぎながら這い上がる母よ 俺を憎め あなたの疲れきった身に 涙しつつかじりついている この俺を憎め』 この詩を忘れない人間でいたい。胸に留め人生を送りたい。 その人をその人のまま、私を私のまま、どうすれば何も取りこぼさずに関われるのだろう。誰も区切らないことの難しさ、しかしそれを目指し続けることの、言葉に出来ない力。 誰も要約せず、生きたい。そういう人でありたい。

Posted by ブクログ

2024/08/15

どこから読んでも良い。 読みやすいが考えさせられる。 人そのものが現れてしまうような文章は読んでいて私が現れてくる。 この書籍はそういうもの。 「まとまらない」に留まることは現代社会においてすごく大切だと思う。

Posted by ブクログ

2024/08/04

【目次】 まえがき:「言葉の壊れ」を悔しがる 第一話 正常に「狂う」こと 第二話 励ますことを諦めない 第三話 「希待」という態度 第四話 「負の感情」の処理費用 第五話 「地域」で生きたいわけじゃない 第六話 「相模原事件」が壊したもの 第七話 「お国の役」に立たなかった人...

【目次】 まえがき:「言葉の壊れ」を悔しがる 第一話 正常に「狂う」こと 第二話 励ますことを諦めない 第三話 「希待」という態度 第四話 「負の感情」の処理費用 第五話 「地域」で生きたいわけじゃない 第六話 「相模原事件」が壊したもの 第七話 「お国の役」に立たなかった人 第八話 責任には「層」がある 第九話 「ムード」に消される声 第一〇話 一線を守る言葉 第一一話 「心の病」の「そもそも論」 第一二話 「生きた心地」が削られる 第一三話 「生きるに遠慮が要るものか」 第一四話 「黙らせ合い」の連鎖を断つ 第一五話 「評価されようと思うなよ」 第一六話 「川の字に寝るって言うんだね」 第一七話 言葉が「文学」になるとき 終話 言葉に救われる,ということ あとがき 「まとまらない」を愛おしむ

Posted by ブクログ

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