教養としての日本地理

浅井建爾(著者)

• 販売会社／発売会社: エクスナレッジ
• 発売年月日: 2021/05/08
• JAN: 9784767828763

商品レビュー

2024/09/08

特に目新しい知識はない。けれどもこの本を選んだのは一定の知識があるからなんだろう。ベースとしての知識があるから，見てみよう読んでみようとなりそうだ。県名の推移が興味深い。九州であれば日田県，三潴県，伊万里県，小倉県など。日本全体を単位にする利点はたくさんあるのだろうけど，地域色を出していく利点もあるはず。しかし，こぢんまりとしたミニ国家が乱立するだけで，移動も情報伝達のスピードも桁違いに上がった現代ではスモールサイズは飲み込まれる運命にあるんだろうな。これは人間の個人差や集団差などにもいえそうだ。

2022/09/19

・千葉と愛知は埋立地の増減で面積順位が良く入れ替わっている
・道州制は9.11.13の分割案
・四国は一瞬2国だった
・お台場の近くの埋立地は大田区と江東区が取り合いをしてて、2019に東京地裁判決で大田区20、江東区80になった。

2022/05/22

地理を勉強すること自体が教養を得る行為であ
ると思いますが、視点が新しいのです。

東京と同じ緯度で西に移動して行くと、何と福
井県小浜市あたりになるそうです。つまり「北
陸」と言いつつ、東京と同緯度になるわけです。

他には自然海岸が多く残されているのはどこの
県なのか、など環境を考える上でも気づきにな
る内容が満載です。

なるほど「教養」だ。

日本の今を新しい視点で知ることができる一冊
です。