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冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか ハヤカワ文庫NF
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冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか ハヤカワ文庫NF

管賀江留郎(著者)

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冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか ハヤカワ文庫NF

定価 ¥1,364

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2021/04/28
JAN 9784150505745

冤罪と人類

¥385

商品レビュー

3.1

15件のお客様レビュー

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2023/10/15

政治関係の件など少し冗長なところがあると思いつつも面白く読んでいたのに、後書きのやたら卑屈な異端だとか立派な専門書を参照しろだので白けてしまった。謙遜だとしても序章に書くならともかく500頁超を読んだ後で言ってくるなよと思ってしまった

Posted by ブクログ

2023/04/12

立派な鈍器本である。以上。 簡潔に書くとこんな感想になってしまうのだ。だって、感想を 書こうと思うと愚痴になっちゃうのだも。 読んだ時間を返せっ!あ、そうじゃないよね。タイトルに惹かれて 内容も確認せずに購入した自分が悪いんだ。うん、そうだ。 でもね…ノンフィクション好きと...

立派な鈍器本である。以上。 簡潔に書くとこんな感想になってしまうのだ。だって、感想を 書こうと思うと愚痴になっちゃうのだも。 読んだ時間を返せっ!あ、そうじゃないよね。タイトルに惹かれて 内容も確認せずに購入した自分が悪いんだ。うん、そうだ。 でもね…ノンフィクション好きとしてはこんなタイトルを付けられ たら、手に取っちゃうでしょう。しかも、ハヤカワ文庫だし…。 死刑判決が逆転無罪となった二俣事件、この事件で活躍(?)した 紅林麻雄刑事が携わった事件は次々と冤罪事件となった。 何故、多くの冤罪事件が発生してしたのかの考察なのだが、どうにも 著者の筆が滑り過ぎている感がある。 ウェブサイト「少年犯罪データベース」を主宰している人だから 知識は豊富なのだろうし、勉強家で調査能力も優れているのだろう。 しかし、それは「書く能力」とイコールにはならないのだという ことを実感した作品だった。 著者自ら、「ここからここまでは読み飛ばしてくれて構わない」と 記述しちゃうんだものな。饒舌に過ぎる文章は、時に読み手にとって は拷問に等しいのだ。 タイトルに「人類」とあるけれど、取り上げられている事件は 日本国内の事件のみというももなんだかね…なのだ。 編集者の腕の見せ所で、もう少し文章を削れなかったのからしら。 あ…もしかして、削ってもこの分量だったてことかしら。 コレジャナイ感ばかりが募った読書だった。

Posted by ブクログ

2022/11/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 人間の脳は、目の前の対象をそのまま受け入れるのではなく、あらかじめ用意しているパターンに沿って物事を認識しようとする。あるいは、その場で簡単な因果関係をでっち上げ、それに固執する。対象を図式化して捉えようとして、却って真実から遠ざかってしまうことがあるのはこのためである。  元々、人類は生存競争に有利なように、このような認識能力を発達させてきた。五感から入ってくるすべての情報を受け入れてしまうと脳が処理しきれなくなるので、情報を絞って取り入れ、記憶などによってあらかじめ用意したパターンに沿って処理する。そうすることによって、瞬時に判断して危険を避けたりできるのである。特に狩猟採集時代は正確性よりも素早い判断が生死を別つのだから、これは正しい進化の結果である。パターンに縛られない脳を持つことは、ある意味、人間としてのまともな能力がないことになる。  その能力のために、目の前にある現実が見えなくなることもある。かと云って、何も考えずにどのような対象も脳に入れてしまえばいいというものでもない。そのような者は、洞察力などないものだ。  たとえば、鬱病は<自己欺瞞>脳力を失ったために起こるという説がある。実際に、鬱病患者は目の前の現実を、ありのまま正しく見ることができると、ローレンス・アロイとリン・エイブラムソンの心理実験によって証明されている。しかし、それは時に自ら死を選ぶほどの苦痛を伴うことにもなる。鬱病から全快すると<自己欺瞞>が戻って自分自身の姿をありのまま正しく見ることができなくなると、これまたピーター・レウィンソンの心理実験によって証明されている。日常生活をつつがなく送るためにはある程度の<自己欺瞞>は必要で、いかに制御するかが問題となる。  ちなみに、狩猟採集時代の人間はリスクに臆病なだけでは獲物を捕ることができず飢え死にしてしまうので、正常な者は恐怖を感じるギリギリのところまで危険を冒すように、自然淘汰によって性格づけられている。その本能が消えていない現代人も恐怖が足りないと退屈し、サスペンス映画を観たりジェットコースターに乗ったりして、無意味に適度な恐怖を得ることで満足感を覚える。 <サイコパス>は最初から恐怖心がないので、常に堪えられないほど退屈し、再現なく自らを危険にさらす。彼らが利益のない快楽殺人を犯したり、独裁者となって無謀な戦争を仕掛けたり、<サイコパス>的経営者が利益だけでなく無闇にリスクそのものを追い求めてバブル崩壊や金融危機を招くなど、わざわざ自滅への道を突き進むのは、ブレーキが壊れた状態でアクセルを踏む本能だけが暴走するからだ。このようなリスク感覚に根本的欠陥を持つ者は早い段階で失敗して消え去ることがほとんどなのだが、千人や万人にひとりは確率的に偶然成功してしまい、それでも退屈に堪えられずさらなるリスクに挑むため社会全体を巻き込んで破滅させてしまうのである。

Posted by ブクログ