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彼らはどこにいるのか 地球外知的生命をめぐる最新科学
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彼らはどこにいるのか 地球外知的生命をめぐる最新科学

キース・クーパー(著者), 斉藤隆央(訳者)

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彼らはどこにいるのか 地球外知的生命をめぐる最新科学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2021/04/24
JAN 9784309254234

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2022/10/10

地球外知的生命体を探索する、SETIに関する最新の知見をまとめた本書。 そもそも天の川銀河において、宇宙空間に進出できる文明をもつ知的生命体はどれほど存在しているのか、またその文明の存続時間は人類文明の存続時間と重なりうるのか。また、仮に上記の条件をクリアしていたとして恒星間航...

地球外知的生命体を探索する、SETIに関する最新の知見をまとめた本書。 そもそも天の川銀河において、宇宙空間に進出できる文明をもつ知的生命体はどれほど存在しているのか、またその文明の存続時間は人類文明の存続時間と重なりうるのか。また、仮に上記の条件をクリアしていたとして恒星間航行が果たしてできるのか。 もし宇宙人が存在し恒星間航行が可能なのであれば、なぜいま彼らかここにいないのか。つまり、宇宙人は存在しないのでは。という矛盾をフェルミのパラドックスと呼ぶ。 また、SETIとは別に、積極的にメッセージを宇宙に向けておくるプロジェクトもあり、そちらは危険なエイリアンに地球の位置を教えることになるとも危惧されているそう。 ダイソン天体やそうした文明の痕跡を探す方法も模索されている。 従来考えられていたよりもはるかに多くのハピタブルな惑星が次々に発見されているが、現在の文明度では行くことはおろか、直接探査もむずかしく、おそらくそれは仮に存在しているのであれば他の文明もそうなのだろう。 いつか宇宙で人類は孤独では無いことを証明できる日がくるのだろうか。 来てもまだ10000年くらいはかかりそうではある。 少し早く生まれて来すぎた。 第一章は利他行動の仮定として、はたしてエイリアンは地球人類と同じような利他的行動に意味を見出しているのか、利己において行動しているのかを議論 第二章は知能。そもそも文明を持てるレベルの知能は他の惑星で生まれうるのか。 第三章は地球以外に人類に居住可能な惑星がどれほどあるのか。 第四章ははたしてエイリアンが宇宙にメッセージを発信している可能性はあるのか。 第五章はエイリアンは宇宙に進出するほどの文明を持てているのか。 第六章は時間軸。文明の存続する時間はどれほどで、はたして人類文明と存続時間が重なる可能性はあるのか。 第七章は地球から発したメッセージが危険なエイリアンを呼び寄せてします危険性はないのか。 第八章はこれからのSETI。

Posted by ブクログ

2021/10/14

冗長なのでかなり読み進めづらいものの、 地球外知的生命体の探索を巡って行われている取り組みについて理解を深めることができる。

Posted by ブクログ

2021/09/11

「三体」を読んで宇宙にメッセージを送る危険性について認識をあらたにしたところで、地球外生命を探すための最新情報が得られるかなと読んでみたこちらの本、いい意味で裏切られました。地球外生物を探すことは、人類や地球上の生物、地球の未来について考えることにつながるという、読んでみれば確か...

「三体」を読んで宇宙にメッセージを送る危険性について認識をあらたにしたところで、地球外生命を探すための最新情報が得られるかなと読んでみたこちらの本、いい意味で裏切られました。地球外生物を探すことは、人類や地球上の生物、地球の未来について考えることにつながるという、読んでみれば確かに、と気づかされることが多数あった。そもそも探してる知的生命体の知的ってどういう存在のことだっけ?という問いかけからしてなかなかに複雑だ。何光年、何十光年も離れている恒星系に向けてメッセージを送るのには莫大なコストがかかるのに、地球外生命体がわざわざメッセージを宇宙に向けて送るメリットがないのでは、という現実的な観点は、なるほどと納得してしまった。宇宙人に興味はなくとも、未来に向けて、今何が起ころうとしているのかを知るキッカケとして程よい読み物と思われる。 

Posted by ブクログ

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