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ジュリーの世界
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2021/04/13 |
JAN | 9784591170069 |
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ジュリーの世界
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商品レビュー
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増田実のジュリーの世界を読みました。 主人公の木戸は警察官に成り立てで、交番勤務になりました。 そこで、いつも京都の河原町界隈を悠然と歩いている河原町のジュリーとよばれている男のことを知ります。 京都に住んでるわけでも頻繁に訪問する訳でもないので、詳しくは分かりませんが、 京都は...
増田実のジュリーの世界を読みました。 主人公の木戸は警察官に成り立てで、交番勤務になりました。 そこで、いつも京都の河原町界隈を悠然と歩いている河原町のジュリーとよばれている男のことを知ります。 京都に住んでるわけでも頻繁に訪問する訳でもないので、詳しくは分かりませんが、 京都は高校の修学旅行、大学の時に親友と自転車で建築の勉強のために廻ったりと何度か訪問しているので、河原町のジュリーが闊歩する姿は映像が出てきます。 河原町のジュリーは長髪が脂でべったりとした髪です。 私の街にも河原町のジュリーのような人が居ます。 毎日陽に焼けて真っ黒なので、チョコレートさんと呼んでいます。 河原町のジュリーは戦争に行ってからそうなってしまったと言われています。 私の街のチョコレートさんは若いので戦争は無いとは思いますが、何か思うことがあるのでしょうね。 作者が実際京都で見掛けた河原町のジュリーを作者の目から描いているのが良かったです。
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面白く一気に読んだ。しかし、詰めの甘い設定が気になった。 当時の京阪電車特急は丹波橋駅に停車しない。 丹波橋駅からは伏見桃山城行きのバスはなかった。 京都の人は男児への二人称に「僕」とは言わず、「ぼん」と言う。 京都の人は「大文字焼き」とは言わず、「大文字送り火」「大文字」「送り...
面白く一気に読んだ。しかし、詰めの甘い設定が気になった。 当時の京阪電車特急は丹波橋駅に停車しない。 丹波橋駅からは伏見桃山城行きのバスはなかった。 京都の人は男児への二人称に「僕」とは言わず、「ぼん」と言う。 京都の人は「大文字焼き」とは言わず、「大文字送り火」「大文字」「送り火」と言う。
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第10回(令和4年) 京都本大賞 受賞作。 1970年代、 京都河原町の繁華街を 毎日悠然と歩く 「河原町のジュリー」と呼ばれるホームレスがいました。彼は実在していました。著者は彼を追って 虚実を織り交ぜながらしみじみとした作品に仕上げました。 ジュリーとは当時 絶大な人気を誇...
第10回(令和4年) 京都本大賞 受賞作。 1970年代、 京都河原町の繁華街を 毎日悠然と歩く 「河原町のジュリー」と呼ばれるホームレスがいました。彼は実在していました。著者は彼を追って 虚実を織り交ぜながらしみじみとした作品に仕上げました。 ジュリーとは当時 絶大な人気を誇った 沢田研二さんの愛称。ホームレスでありながら河原町 界隈ではジュリーと親しみを込めて呼ばれ、亡くなった時には新聞記事にもなったという「河原町のジュリー」。 彼は一体誰で、なぜ毎日 京都の繁華街を徘徊していたのか ‥終盤でその謎が解き明かされた時、その悲しい過去に涙がこぼれます。 ネットで 「河原町のジュリー 」を検索してみてください。実際に 彼に出会った人々が描いた似顔絵が何枚も出てきます。どれもみんな可笑しみがあります。 あの時代の京都の町の人たちにとっては「河原町のジュリー」さんは、かけがえのない風景の一部だったのかもしれませんね。
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