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数学に魅せられて、科学を見失う 物理学と「美しさ」の罠
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数学に魅せられて、科学を見失う 物理学と「美しさ」の罠

ザビーネ・ホッセンフェルダー(著者), 吉田三知世(訳者)

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数学に魅せられて、科学を見失う 物理学と「美しさ」の罠

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2021/04/13
JAN 9784622089810

数学に魅せられて、科学を見失う

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商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

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2026/01/18

ゆる言語学ラジオで紹介されていたので、ちょっと読んでみた。 ぶっちゃけ目は通したが、自分が理解出来ているかどうかはよく分からない。最初の10ページくらいを読み進めていったあたりで、なんだかAI的だなと思った。 それというのも、この本はインタヴュー集なのである。著者がその道のプロフ...

ゆる言語学ラジオで紹介されていたので、ちょっと読んでみた。 ぶっちゃけ目は通したが、自分が理解出来ているかどうかはよく分からない。最初の10ページくらいを読み進めていったあたりで、なんだかAI的だなと思った。 それというのも、この本はインタヴュー集なのである。著者がその道のプロフェッショナルに質問をしてそれをまとめるという体裁になっている。一応基本的な物理学の知識や、現状において成されている実験や、そのデータ、理論の紹介なども書かれているのだが、当たり前にそれはポピュラーなものではないので、一通りの解説は結局一通りの解説に終始している。古典といわれる相対性理論、量子力学も理解しているかどうか分からない読者である私には、表層をなでている程度の感覚しかない。 AI的だと感じたのは、『結局、著者のほしい答えを持った科学者のそれしか載せてないんじゃない?』という、妙な疑いが払拭できないところにある。 タイトルから察するに、数学は万能ではなく数学で導き出せるものにこだわり過ぎて、正確さを欠いているのではないかという主張だと思うんだけれど……度々出てくる美意識とか哲学とかが、胡散臭さを醸し出してしまっている。 とはいえ構成は面白い。各章のおわりに《まとめ》が配置されているので、それだけでも読んだなら充分読んだ気分になれる。 発行は2021年3月、多分著者は現在のアメリカの状況を見て、きっとそれどころじゃない感覚を持っているんじゃないだろうか……

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2022/08/27

【自由研究】超ひも理論シリーズ(第三弾) 超ひも理論の最大の弱点は「検証できない」ことだそうです。(検証するには太陽系ほどの装置が必要なのだとか…) 検証できないのに「美しく」「自然」だから認められる理論が多数ある異常さに著者は警鐘を鳴らします。 反証もあります。 楕円軌道のケプ...

【自由研究】超ひも理論シリーズ(第三弾) 超ひも理論の最大の弱点は「検証できない」ことだそうです。(検証するには太陽系ほどの装置が必要なのだとか…) 検証できないのに「美しく」「自然」だから認められる理論が多数ある異常さに著者は警鐘を鳴らします。 反証もあります。 楕円軌道のケプラーVS円運動のガリレオ、「ビッグバン」のルメートルVS「忌まわしい」アインシュタインの例。美しくないものが勝利したことはあったのです! 考えてみると「美しさ」は人間特有の主観なのですね。(猫にE=mc²という式を見せても無視されるように…) しかし現在の物理学界は、高度になるほど検証が不可能で、理論構築のみが先行し、美しい=正しい説がはびこっているのだそうです。 そのジレンマに途中、著者大丈夫か?と思う場面は何度かありましたが、検証こそ物理学者の矜持というのは随所に感じました。 数学は理論の袋小路に陥り、物理学は死んだのでしょうか?今後AIや新たな技術革新で検証能力が向上するのでしょうか? 著者は最後に力強く宣言します。「物理学の次のブレイクスルーは、今世紀に起こるだろう」と。そして「それは美しいだろう」と。やっぱり美しいんかい! *** アインシュタインの相対性理論がブラックホールを予言したように、超ひも理論はマルチバースやホログラフィー理論を予言しています。 超ひも理論が正しいかどうかはさておき、個人的にはとても楽しい理論と感じています。(ほとんど理解できてませんが…) 世界中の学者さんが研究する次の理論が表れるのを楽しみに待ちたいと思います。 (追記) 再読記録あります。→

Posted by ブクログ

2022/07/13

筆者が物理学の現状に疑義を感じ、いろんな人にインタビューしながら科学とはなんぞやと考えていく話。 「本書は、美意識に頼った判断がいかに現代の物理学の研究を推し進めているかという物語だ」と序文にある通り、いろいろな人が理論の優劣を考えるとき美しいかどうかを気にしてて、けして客観的...

筆者が物理学の現状に疑義を感じ、いろんな人にインタビューしながら科学とはなんぞやと考えていく話。 「本書は、美意識に頼った判断がいかに現代の物理学の研究を推し進めているかという物語だ」と序文にある通り、いろいろな人が理論の優劣を考えるとき美しいかどうかを気にしてて、けして客観的でない”美”意識に客観的であれと考えている科学者の多くが惹かれている様が、時々挟まるとても皮肉が利いた文章で紹介されててとても面白い。基本的には実験の結果検証をすることで理論を洗練させてきたのだけれど、近年は実験するにも金も手間も時間もかかるモノばかりになり新たに生まれた理論全てを検証することなど実質的に不可能な状況なので事前に選別する何らかの手段が必要だって話もあり、かつてはそれがうまく機能してたが今はそうでもない話がありと、科学の現状と将来について期待と不安を感じる内容だった。 個人的にはところどころ「経済学批判かな?」と思える話を見かけて物理学も最先端の(検証が難しい)話になると同じようなことになってるのだなと思ったりしたのだけれど、後半に剛速球の経済学批判が入ってて大爆笑してたw

Posted by ブクログ