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デジタル・ミニマリスト スマホに依存しない生き方 ハヤカワ文庫NF
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2021/04/01 |
JAN | 9784150505738 |
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デジタル・ミニマリスト
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商品レビュー
4
36件のお客様レビュー
内容メモ ・ソーシャルメディアはスロットマシンのようなもの。ネガティブな作用も多い。 ・スマホのメリットのみを受容できるよう工夫。 ・趣味を充実させることが大事。 ・対面でのコミュニケーションを大切にする。
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読む前からSNSは削除してたり、スマホと適度な距離をとって生きているつもりだったので、その考えを後押ししてくれるような一冊だった。人によって最適な関わり方が異なるからこそ、何より大事なことは、自分で利用するツール類を意識的に選択することが幸福感につながるという事実だ。
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誰もにとって★5なのかは分かりませんが、今の私にとっては★5の本でした。 ちょうど、自分の注意のフォーカスについて考えていた時期に読みました。仕事も忙しく、生活していくだけで多くの注意が必要とされ、私がこのところ疲れ切って感じるのは、自分の外向きになっている注意が休む隙がないか...
誰もにとって★5なのかは分かりませんが、今の私にとっては★5の本でした。 ちょうど、自分の注意のフォーカスについて考えていた時期に読みました。仕事も忙しく、生活していくだけで多くの注意が必要とされ、私がこのところ疲れ切って感じるのは、自分の外向きになっている注意が休む隙がないからなのではないかと… アテンションエコノミー:消費者の注意(アテンション)を集めて、それを使いやすい形に包装し直したものを、広告業者に販売して金銭的利益を得ている企業を指す 人がスマホのスクリーンを見て過ごす時間は平均毎日3時間。私たちがこれらを使用している間に目の端でチラつく広告収入により、フェイスブックなどSNS会社に始まるこれらの大企業は右肩上がりの巨万の収入を得ているという事実。もちろんこれらの企業は、収入増大を目指して、私たちが画面を見ている時間を引きのばすため、高額の投資をして、心理戦も含めてあらゆる手管を仕掛けている… これらのテクノロジーには良いところもあり、要は使いよう…と一言で言ってしまうのは簡単ですが、個人がこれらの周到に考え尽くされたアテンション・エコノミー巨大企業と戦うのは、羊飼いダビデと巨人ゴリアテの戦いのようなもの。 現代のテクノロジーが現状に至るまでの歴史の紹介と、なぜ私たちはこんなにもデジタルデバイスに注意を奪われるのかについての理由の説明(スマホはポケットの中のスロットマシーン-間歇強化-と承認欲求)、細切れにされている自分の有限の注意の人生における弊害、それらを自分の手に取り戻し、人生で本当に大切なものに注ぐための現実的戦略(具体的演習)が記されています。 孤独の効用(困難な問題を明らかにし、情緒を安定させ、信念を貫く勇気につながり、他者との関係を強める力)、趣味を取り戻す(手を使って何かを作ったり、修理したりするのは良いこと)、デフォルトモードネットワーク(人の脳は、認知の休憩時間に入ると自動的に社交生活について考え始める。これは乳児にもみられる本能的な現象)、会話中心主義(人が生きていくのに必要なのは会話であって、接続ではない。テキストは接続-低価値のやりとり-であって、会話と接続は同等でない)についても、とても興味深く読みました。 うっすらと意識していても、はっきりしていなかった事実が自分の中で明らかになったような気持ちです。そして早速、スマホはおやすみモードに。本を楽に読み切ることができ、長くやりかけて放りっぱなしだった小さな手芸を一つ仕上げました(!) ところどころにソローの「ウォールデン 森の生活」からの引用と考察があり、心に残りました。 ウォールデンもまた読み返してみたいと思います。
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