働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは

中原淳(著者), 小林祐児(著者), パーソル総合研究所(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2021/04/01
• JAN: 9784046049827

商品レビュー

2024/06/09

転職に向けた心の姿勢は、捨てる、変わる、開かれるを基本に。
それは、
過去のこだわりを捨てる
未来に向けて変わる
他者に対して開かれる
事。

合った会社を探すマッチング思考ではなく、転職後も学び、周りからフィードバックをもらい、転職先にあった自分の位置
を作っていき、自分が変化を覚悟する。ラーニング思考いく。

2024/03/24

転職を考えて、その負の側面を忘れかけているときに読んだ方が良い本。特に30後半から40にかけての人にお勧めしたい。現在は転職先での不適合の研究が進んでいるのか、いろいろな提言が書いてあり、納得できる

2023/11/26

□要約　
　転職を一時的なイベントと捉え自分にあった職場を探すことは、不可能である。なぜならば、人間には、多量な情報に対する認知能力に限界があるからだ。そこで、離職意向から組織での活躍までを一つのプロセスと捉え自己を変容させることが必要である。

　人は、［ 不満 ✕ 転職力 > 抵抗力 ］を満たす時、離職・転職を考える。このうち、第2項の転職力（＝エンプロイアビリティ）は、「ステータス」と「アクション」の2つの側面に分けられる。「ステータス」は、継続的な「アクション」を通して獲得できるため、「アクションとしてのエンプロイアビリティ」を高めることが肝要である。

□感想
　本書の特徴として、調査結果を踏まえた上で、転職について多視点で論じていることである。そのため、離職・転職を考えている人だけではなく、経営・人事に関わる人にもお勧めしたい。