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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2021/03/26 |
JAN | 9784087735116 |
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商品レビュー
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26件のお客様レビュー
独裁政権の恐ろしさ。 ベラルーシというどこか遠い国の話のようで(実際に場所や歴史など調べながら読んだ)、主人公の現代的な語りがどこにでもいるような10代の男の子で、地続きの恐怖を感じた。 以前読んだルーマニアの話(『モノクロの街の夜明け』)も独裁政権下で市民はどれほどの苦痛を強い...
独裁政権の恐ろしさ。 ベラルーシというどこか遠い国の話のようで(実際に場所や歴史など調べながら読んだ)、主人公の現代的な語りがどこにでもいるような10代の男の子で、地続きの恐怖を感じた。 以前読んだルーマニアの話(『モノクロの街の夜明け』)も独裁政権下で市民はどれほどの苦痛を強いられるのかが書かれていたが、本当に恐ろしい。 権力を集中させないこと、あきらめないこと。 今のアメリカの人にも広く読んでほしい。
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奈倉有里さんの文学キョーダイ!の流れで遭遇。 始まりと蘇生後と訳者解説でそれぞれ別のステージに移行した。こんこも東欧歴史を認識したい。
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ベラルーシがどんな国なのか、よく知っている日本人はあまりいないと思うので、最後の独裁者(とは思えないけど)と呼ばれるルカシェンコが牛耳るこの国に暮らすことがどんなに絶望的か感じられるだけでも良い本だった。 小説としての出来はどうかな…と思わなくもないが、ラストは良かった。 奈倉さ...
ベラルーシがどんな国なのか、よく知っている日本人はあまりいないと思うので、最後の独裁者(とは思えないけど)と呼ばれるルカシェンコが牛耳るこの国に暮らすことがどんなに絶望的か感じられるだけでも良い本だった。 小説としての出来はどうかな…と思わなくもないが、ラストは良かった。 奈倉さんの訳は読みやすい。が、おばあちゃんの喋りはあれで良かったのか。主人公は「ばあちゃん」と読んでいる。口調は庶民的に訳してあるが、孫をチェリストにするために必死になる、科学アカデミーに勤務するおばあちゃんということは、もっとハイソな話し方なんじゃないだろうか? 孫は音楽高校に通っているし、親友も医者だし、娘も(大統領派の権力のある)医者と結婚したし、この一家がそもそもハイクラスなのではないか。だとしたらあの話し方は、「ばあちゃん」呼ばわりも、ちょっとしっくりこない。 ベラルーシでは庶民でも、高学歴でなくても科学アカデミーに勤務できるんですよ、幼いころからチェロを習い、音楽高校に通えるんですよっていう社会なら、あれでいいと思うけど。だったらリアルディストピアにはならないもんね。
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