1,800円以上の注文で送料無料

さくららら
  • 中古
  • 書籍
  • 児童書

さくららら

升井純子(文), 小寺卓矢(写真家)

追加する に追加する

さくららら

定価 ¥1,540

1,100 定価より440円(28%)おトク

獲得ポイント10P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アリス館
発売年月日 2021/03/22
JAN 9784752009542

さくららら

¥1,100

商品レビュー

4.2

8件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/09/29

北海道の千島桜。北海道では4月はまだ雪の中? 桜は5月に咲くらしい。 わたし さくらです せはひくいけど これでもりっぱなさくらです 日本でいちばん最後に咲く桜。だんだんと雪が溶けて、それでもねっこのからあがってくる水はまだまだ冷たくて… わたしがさく日は、わたしがきめる 満開の...

北海道の千島桜。北海道では4月はまだ雪の中? 桜は5月に咲くらしい。 わたし さくらです せはひくいけど これでもりっぱなさくらです 日本でいちばん最後に咲く桜。だんだんと雪が溶けて、それでもねっこのからあがってくる水はまだまだ冷たくて… わたしがさく日は、わたしがきめる 満開の桜の写真に上書きされたせりふに おもわず拍手! おはなし会では季節絵本は先取りがルール。桜の本はたいていは3月中旬から下旬に読む。5月に桜を読むって伝えたときのみんなの不審げな顔にちょっぴりワクワクした。いたずらを企んでる気分(^^♪ 5月の大人の絵本の会にて。

Posted by ブクログ

2024/03/15

8歳10ヶ月の娘 5歳10ヶ月の息子に読み聞かせ さくらの写真がどれも素敵 青空に桜はほんと最高やな 小さい桜の木もいいね いつもみてる桜とは一味違う景色

Posted by ブクログ

2023/08/09

北海道の湖畔、小さなチシマザクラの木は、春が来ても、他の花が咲いても、まだまだつぼみのまま。 森の写真家、小寺さんの5冊目の写真絵本です。今回は文章を升井さんが描かれていて、いつもの小寺さんの絵本とちょっと違うテイストに仕上がっています。小寺さんは森の風景やそこに生きる生き物た...

北海道の湖畔、小さなチシマザクラの木は、春が来ても、他の花が咲いても、まだまだつぼみのまま。 森の写真家、小寺さんの5冊目の写真絵本です。今回は文章を升井さんが描かれていて、いつもの小寺さんの絵本とちょっと違うテイストに仕上がっています。小寺さんは森の風景やそこに生きる生き物たちをテーマに写真絵本をつくってきて、その体裁は子ども向け、あるいは親子で楽しむものを想定している、ように見えますが、実はとても深いメッセージが込められていて、そのメッセージはむしろ子どもの後ろにいる大人たちに向けられているのではないかといつも思っています。 いろんないのちが寄り集まって、支え合って森という共同体が存在できるように、人間もいろんな人がいるから成り立っている。いくら人と違っても、人よりペースが遅くてもいいんだよ、あなたは大切な世界の一員なんだよ、というメッセージを、小寺さんは森の風景を通じて、いつもとても優しく綿毛のように柔らかく手渡してくれます。 今回の升井さんの文章は、小寺さんの優しさに加えてどれほど人と違っても自分が自分であることを肯定する、ちょっとの力強さが加わっているように思えました。背中をポンっと叩いてくれるようなその力強さで、あなたはあなたでいいんだと、全力で肯定されると疲れたおじさんの涙腺はあっさり崩壊します。 序破急の構成も上手で最後に置いたセリフの重さも絶妙でした。テーマとしてはレオ・レオニのスイミーとかフレデリックに通じるのではないかと思う名作です。

Posted by ブクログ