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さくららら の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/03/15

8歳10ヶ月の娘 5歳10ヶ月の息子に読み聞かせ さくらの写真がどれも素敵 青空に桜はほんと最高やな 小さい桜の木もいいね いつもみてる桜とは一味違う景色

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2023/08/09

北海道の湖畔、小さなチシマザクラの木は、春が来ても、他の花が咲いても、まだまだつぼみのまま。 森の写真家、小寺さんの5冊目の写真絵本です。今回は文章を升井さんが描かれていて、いつもの小寺さんの絵本とちょっと違うテイストに仕上がっています。小寺さんは森の風景やそこに生きる生き物た...

北海道の湖畔、小さなチシマザクラの木は、春が来ても、他の花が咲いても、まだまだつぼみのまま。 森の写真家、小寺さんの5冊目の写真絵本です。今回は文章を升井さんが描かれていて、いつもの小寺さんの絵本とちょっと違うテイストに仕上がっています。小寺さんは森の風景やそこに生きる生き物たちをテーマに写真絵本をつくってきて、その体裁は子ども向け、あるいは親子で楽しむものを想定している、ように見えますが、実はとても深いメッセージが込められていて、そのメッセージはむしろ子どもの後ろにいる大人たちに向けられているのではないかといつも思っています。 いろんないのちが寄り集まって、支え合って森という共同体が存在できるように、人間もいろんな人がいるから成り立っている。いくら人と違っても、人よりペースが遅くてもいいんだよ、あなたは大切な世界の一員なんだよ、というメッセージを、小寺さんは森の風景を通じて、いつもとても優しく綿毛のように柔らかく手渡してくれます。 今回の升井さんの文章は、小寺さんの優しさに加えてどれほど人と違っても自分が自分であることを肯定する、ちょっとの力強さが加わっているように思えました。背中をポンっと叩いてくれるようなその力強さで、あなたはあなたでいいんだと、全力で肯定されると疲れたおじさんの涙腺はあっさり崩壊します。 序破急の構成も上手で最後に置いたセリフの重さも絶妙でした。テーマとしてはレオ・レオニのスイミーとかフレデリックに通じるのではないかと思う名作です。

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2021/12/19

4月だというのに雪におおわれている北海道。 この、「4月だというのに」もすでに私の先入観。 こんなのさくらじゃない、という声も聞こえそう。 だれになんといわれようと 「おそくたって これがわたし  ちいさくたって これがわたし」 子どもの成長に一喜一憂していたころを思い...

4月だというのに雪におおわれている北海道。 この、「4月だというのに」もすでに私の先入観。 こんなのさくらじゃない、という声も聞こえそう。 だれになんといわれようと 「おそくたって これがわたし  ちいさくたって これがわたし」 子どもの成長に一喜一憂していたころを思い出す。 新米ママさんパパさんに、子どもと一緒に読んでほしいと思います。

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2021/07/14

「ここは ほっかいどう」 北海道出身作家の写真絵本。自然の温かさと厳しさが心に響く。美しい絵本。(6分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #さくららら #小寺卓矢 #升井純子 #アリス館

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2021/07/13

北海道の春はゆっくりとやってくる。 4月はまだ雪。 5月の風が雪をとかし、北海道のさくらが顔をのぞかせる。 〇北海道の桜は背が低い。タンポポみたいにからだを広げてお日さまを浴びているイメージ。 〇「わたしがさくひはわたしがきめる」というモノローグがクールでした。

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2021/04/06

まだ冬深い景色からページをめくる度に少しずつ春めいた風景になりそして爛々と咲く桜の写真。 季節が変わるって、春に花が咲くって素晴らしいと日本にいたら当たり前のことなのにしみじみ感動します。 小寺さんの写真はそれだけで語っているような美しい中にも物語を感じさせるものが多いとこれまで...

まだ冬深い景色からページをめくる度に少しずつ春めいた風景になりそして爛々と咲く桜の写真。 季節が変わるって、春に花が咲くって素晴らしいと日本にいたら当たり前のことなのにしみじみ感動します。 小寺さんの写真はそれだけで語っているような美しい中にも物語を感じさせるものが多いとこれまでも思っていましたが、やはり素敵です。 升井さんの語りすぎない文も写真とよく合っていると思います。 お子さんはもちろんですが、大人の方がこの美しさが染みるかもしれません。

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2021/04/01

この本の完成には7年かかったそうです。 主人公にふさわしい桜となかなか出会えなかったから……。 そして出会った桜は「さくらちゃん」。 . 確かに 他の桜とぜんぜんちがう 背が低くて、枝付きも変わってる でもそれはそれは素敵な桜です! . わたしがさく日は、わたしがきめる 帯に...

この本の完成には7年かかったそうです。 主人公にふさわしい桜となかなか出会えなかったから……。 そして出会った桜は「さくらちゃん」。 . 確かに 他の桜とぜんぜんちがう 背が低くて、枝付きも変わってる でもそれはそれは素敵な桜です! . わたしがさく日は、わたしがきめる 帯に書かれているこの言葉に心をうたれました。どんな容姿でも、誰より遅く咲いても、私は私! そう……それでいいんだよね!それがいいんだよね! 踏み出すタイミングは自分で決める!子育ての真髄かも〜、それを黙って見守れる親でありたい、この森のように! 寒い北海道で咲くこの力強い桜、いつか見に行きたい!さくらちゃんに会ってみたい〜そう思わずにはいられません。 . @fuwahane 先生も紹介しているこちら、桜が散る前に手にして見て下さい〜。 . #さくららら #升井純子 文 #小寺卓矢 写真 #アリス館

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