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小さな神たちの祭り
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 潮出版社 |
| 発売年月日 | 2021/03/05 |
| JAN | 9784267022845 |
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小さな神たちの祭り
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商品レビュー
3.7
20件のお客様レビュー
3.11のことは避けてきた。たまに沿岸部へ行くと堤防が整備され、海が遠くなってしまったとさえ感じていた。予想だにしない突然の別れは、いつか私にもあるかも知れない。この本がある事を忘れまい。生きる意義を確認するために。
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主人公の谷川晃は、宮城県南部の亘理(わたり)で営農している家の長男だが、家業は弟の航に任せ、東京の大学に進学することになった。 2011年3月11日、日帰りの予定で東京へ出掛け、アパートの契約を済ませたあとは同級生の沢村と、のんびり東京見物で楽しつもりだった。 そして当日の午後、...
主人公の谷川晃は、宮城県南部の亘理(わたり)で営農している家の長男だが、家業は弟の航に任せ、東京の大学に進学することになった。 2011年3月11日、日帰りの予定で東京へ出掛け、アパートの契約を済ませたあとは同級生の沢村と、のんびり東京見物で楽しつもりだった。 そして当日の午後、悲惨な大震災が起こる。 晃の祖父母、両親、弟、そして愛犬、晃を除く家族全員が津波に呑まれてしまい、8年が経った現在も誰一人見つかっていなかった。 東京は勿論だが、仙台の街の様子など、晃の目には震災は過去のものとして忘れ去られた光景に映った。 自分だけ家族を亡くした喪失感から未だ立ち直れずにいるとの想いで悩む。 そんな暗い気持ちに苛まれていた晃を、常に明るく支えてくれたのが恋人となった岡本美結だった。 付き合い始めてから数年が経過した辺りで、常に前向きになれない晃に美結は不安を抱いてしまう。 美結は晃に結婚を考えてくれているのかと問い詰めると、「亡くなった家族のことを考えると、自分だけが幸せになれない」との晃の考えを知り、美結は晃と別れることを決意するのだが⋯。
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東日本大震災で家族全員を失い一人生き残ってしまったことに対する罪悪感から逃れられずに生きている晃。8年たっても生きていることの意味が見いだせずにいた。そんな時亡くなった祖父が連れて行ってくれたあちらの世界で家族が楽しそうに暮らしているのを目の当たりにし愕然とする。自分がいつまでも...
東日本大震災で家族全員を失い一人生き残ってしまったことに対する罪悪感から逃れられずに生きている晃。8年たっても生きていることの意味が見いだせずにいた。そんな時亡くなった祖父が連れて行ってくれたあちらの世界で家族が楽しそうに暮らしているのを目の当たりにし愕然とする。自分がいつまでも過去を引きずっていても誰のためにもならないと気づき立ち直っていく。生き残った人が幸せでいることが一番の供養。
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