- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1222-01-01
クララとお日さま
定価 ¥2,750
550円 定価より2,200円(80%)おトク
獲得ポイント5P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2021/03/02 |
| JAN | 9784152100061 |
- 書籍
- 書籍
クララとお日さま
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
クララとお日さま
¥550
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
4.1
453件のお客様レビュー
読了後、なんだか寂しくなった。 クララ自身はやるべきことはやったし、 幸せだったと感じているようだけど、 このままそこにいてどうなっちゃうの?? 機械だからって、それでいいのか?? ジョジーもクリシーも、長年一緒にいたのに それでいいんだ??
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
初カズオイシグロ 人間の女の子ジョジーではなくロボットであるクララが題名になっていて、作中ずっと不穏な雰囲気が漂っている。 人間は物語の中でずっと「心のあるロボット」を求めてきた感覚がある。(それか人類に反逆するAIの作品も多い) だが実際に心のあるクララが生み出されたら、クララを試すような言動をしたり、病気の娘の代わりにならないか模索したり…傷ついたが故の行動だとしてもあまりに身勝手に感じた。 そしてジョジーが回復したら掌を返し別れを告げる。 無意識にドラえもんのような作品を期待していたのだろうか?大学生になってもロボットに夢中なんて異常だけれど、眼前に突きつけられると胸が痛くなった。しかしそんな状況でも「ひどいよ!」と言わないのが、クララが生み出された理由なのだ。
Posted by 
読み終えた瞬間に涙があふれるような小説ではない。 むしろ静かだ。 それでも、本を閉じたあとも長いこと、人工知能を搭載されたロボットのクララのことを考え続けていた。 特に忘れられないのは、物語の終盤のクララの姿だ。 もちろん寂しさはある。 けれど悲惨ではない。 そこには静かな美...
読み終えた瞬間に涙があふれるような小説ではない。 むしろ静かだ。 それでも、本を閉じたあとも長いこと、人工知能を搭載されたロボットのクララのことを考え続けていた。 特に忘れられないのは、物語の終盤のクララの姿だ。 もちろん寂しさはある。 けれど悲惨ではない。 そこには静かな美しさのような、安寧のようなものがあった。 なぜ私はこの物語に惹かれるのだろう。 そう考えて、自分の好きな作品を並べてみた。 『わたしを離さないで』 『あなたの人生の物語』 『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』 『帰れない猫』 『ねこはしる』 『日をつなぐ』 『愛しいひとが、もうすぐここにやってくる』… 一見するとどれも共通点のない作品に見える。 けれど私にはひとつの気づきがあった。 それは、人と人(それ以外のものでも)が、完全には分かり合えないことが描かれているということだ。 近くにいても、相手の心のすべては分からない。 言葉だって伝わらない。すれ違う。 大切な人であっても、最後の最後までは届かない部分がある。 昔の私は、それを孤独の話だと思っていた。 人は分かり合えない。だから寂しいのだと。 人は所詮、みんなひとりぼっち? でも最近は少し違う気がしている。 分かり合えないことと、繋がれないことは同じではない。 相手のすべてを理解できなくても、何かは届く。 その人の気持ちを完全に知ることはできなくても、その一部に触れることはできる。 だから私は、「分かり合える物語」よりも、「分かり合えないまま、それでも届く物語」に惹かれるのかもしれない。 そしてもうひとつ気づいたことがある。 私は昔から、説明しすぎない作品が好きだった。 答えを与えすぎない作品。 意味を固定しすぎない作品。 余白を残してくれる作品。 読者に考える時間を渡してくれる作品。 私はそういう作品を読むと、信頼されている気持ちになる。 作者から、 「ここに置いておくね」 と言われているような気がするのだ。 受け取るかどうかはあなたの自由。 どう解釈するかもあなたの自由。 私はただ、ここに置いていく。そんな態度。 それは決して不親切なのではない。 むしろ逆だと思う。 読者を信頼しているからこそ、説明しすぎない。 読者の想像力や人生経験を信頼しているからこそ、余白を残す。 私はそういう作品が好きだ。 そして、もし自分が何かを作るのなら、そういう作品を作りたい。 以前の私は、いいなと思うものに触れても 「なんとなく好き」 「なんとなく惹かれる」 と、曖昧に、単純に、思っていた。 けれど『クララとお日さま』を読んで、自分が何に心を動かされるのかが、はっきりと分かった気がする。
Posted by 
