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月 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2021/02/25 |
JAN | 9784041111505 |
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商品レビュー
3.4
22件のお客様レビュー
他人の無意識にこんなにずっぽりと入ったのは、初めてかも。誰に聞かせるでもなく徒然なるままに、脈略なく飛んだり、ものすごく広がったり縮まったりする妄想とか、とても人間ぽい。 こんなにも頭はお喋りでも、おこころはないって見なされたら、さとくんの「人間の定義」から外れる。さとくんという...
他人の無意識にこんなにずっぽりと入ったのは、初めてかも。誰に聞かせるでもなく徒然なるままに、脈略なく飛んだり、ものすごく広がったり縮まったりする妄想とか、とても人間ぽい。 こんなにも頭はお喋りでも、おこころはないって見なされたら、さとくんの「人間の定義」から外れる。さとくんという名の、不特定大多数。さとくんの思想は、誰しもが罪悪感と共にもっている考え方だと思う。知らないフリ、聞こえないふり、可哀想で片付けたい感情。 時代や国が変われば、思想なんてガンガン変わる。でも、流されるのではなく自分の頭で考えなきゃね、と思わせる本だった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
重い重いテーマだけれど、知らないといけないと思った。今まで知らない世界だから、自分の中で無いと思っていたことがわかり、そんな自分にショックを受けた。 さとくんは障害に位置づけられるのではなく、これは思想だ、ということが印象深い。優生保護法という考え方があった。私が生まれた時にはまだ障害を持った人が学校にも行っておらず、それに疑問がなかった。出生前診断のこと。22週までは認められる中絶のこと。そして、戦争という名のもとに当たり前に多くの人が亡くなるのに、戦争犯罪は悪だ、という違い。日本も戦争で多くの人を亡くしてきた。その時代はそれが当然の思想。 何が良くて何がいけないのか、思想だから、ということでただ受け入れるのではなく、答えは出ないかもしれないけど考えることをやめてはいけない、と強く思った。
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苦しくてやめそうになる 苦しいのはサトくんの行為がぜったいに間違っていたのかわからないから?もしかしたら、いやもしかしなくても彼のほうがちゃんと考えていたから?だって当事者だから 「心、ありますか?」突き刺さる
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