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父を撃った12の銃弾
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父を撃った12の銃弾

ハンナ・ティンティ(著者), 松本剛史(訳者)

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父を撃った12の銃弾

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2021/02/25
JAN 9784163913360

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商品レビュー

4.2

34件のお客様レビュー

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2024/07/07

主人公に感情移入してしまい、のめり込んだ作品だった 親子の愛を作中ずっと感じられルーも、ホーリーも大好きになれる でも、やっぱりマーシャルは嫌いかな笑

Posted by ブクログ

2024/05/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

残酷で素敵な本でした。 今亡き母リリーを思いながら、父ホーリーと娘ルーの二人の主人公の話が交互に進んでいく物語。ホーリーの人生を、撃たれた12の銃弾と共に知ることができました。ルーは学校、恋愛、仕事など10代ならではの生活を追うことができました。 人は自分だけの世界で生きていて嬉しさ、悲しさ、孤独などを抱えていくし、それはときどき他の人とも重なり合うってルーが言っていた話は、私の世界にも言い表せて、孤独を感じても人はどこかにつながりがあって一人じゃないんだって思いました。 なかなか感想が言葉で表せないけれど、本に出てくる情景は壮大で綺麗でした。

Posted by ブクログ

2023/09/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『ザリガニの鳴くところ』や『このやさしき大地』を彷彿とさせる、北アメリカならではの雄大なる自然を背景にした、父から亡き妻、忘形見の娘に捧ぐ愛の人生の物語。 なぜか銃が前面に出てくる作品(狙撃手ものとか)が苦手で、タイトルからして苦手な気がすると勝手な印象を持ってしまい、これまで避けてしまっていた。 全然そんなことなかった、むしろ好き、読んで良かった一冊。 銃痕だらけの身体の父ホーリーと、娘のルー。 ひとところに落ち着くことのない放浪の生活を送っていたが、娘が12歳になったのを機にそろそろ根を張る頃合いとばかりに祖母の住む町、マサチューセッツ州オリンパスに腰を落ち着けた生活を始める。 稀有な家庭環境から、学校でも浮く存在となりがちなルーと、なんとか娘を普通の少女として社会に馴染ませたいホーリーの想いが交錯しつつの町での暮らしを描くルーの成長物語としての現在と、今や堅気の漁師だが、いわくありげなホーリーの身体に穿たれた銃痕のいきさつを巡る過去のパートが交互に語られるロードノベル的な展開。 過去が明らかになるにつれ、その過去に足を掬われそうになり、またホーリーの妻、ルーの母親であるリリーの死の経緯が2人の乗り越えるべく壁として立ちはだかってくる。 身から出た錆とも言うべき、のっぴきらない境遇、不確かな未来を歩まざるを得ないホーリーへは、本来であれば因果応報の言葉を投げつけて終わりになるところだが、改悛のきっかけが、いい思い出ばかりではないが何をおいてもぶれない最愛の亡き妻への想い、残された娘への愛情であるが故に、彼に赦しをお与え下さいと思えてくる。 歯ブラシと歯磨き粉に扮したハロウィンの2人のエピソードはほんとしんみりとぐっときた。 そして、過去が追いついて迎える結末は。。。 こんな展開にあってもそこにある大自然の美しさ、場面の詩的な情感が強調される流麗な文章で、描写が全然頭に入ってこなくて、でももうとにかく読み進めたが、そういうの全部ひっくるめてこの世界観といった体で完成度高し。 訳者の松本剛史さんのあとがきで語られた、「小説の技巧を熟知した作家の力量が感じられるが、しかしあとに残る深い読後感と感動はやはり、ひとつの作品に込めた当人の思い入れの強さがもたらすものだろう。本当にすぐれた小説は、この両者が組み合わさったときに初めて生まれる。そんな当たり前の事実を、訳出を終えたいま、あらためて感じさせられている。」にも唸らされた。 映画でも観たいと思わされる作品だが、意外にもそんな話は出ていなそう。

Posted by ブクログ

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