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十日間の不思議 新訳版 ハヤカワ・ミステリ文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2021/02/17 |
| JAN | 9784150701543 |
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十日間の不思議 新訳版
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商品レビュー
4
23件のお客様レビュー
探偵小説としての魅力が詰まった本作は、名探偵エラリー・クイーンが夢遊病に悩む友人ハワードからの依頼を受け、家族の秘密が絡む脅迫事件に挑む姿を描いています。ライツヴィルでの再会を通じて、エラリーは単なる犯人探しを超え、人間の本質に向き合うことになります。彼の自信が揺らぎ、心理描写が深まることで、物語は緻密なトリックよりも登場人物の内面に焦点を当てています。特異な展開と意外なラストが読者を驚かせ、思わず次作も手に取りたくなる仕掛けが施されています。新訳版の読みやすさも相まって、探偵小説ファンはもちろん、初めての読者にも楽しめる一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
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※このレビューにはネタバレを含みます
掻き乱された。 エラリィはジムヘイトの事件、フォックス家の事件においても、自己解釈で結末を決めている危うい点があった。 彼は探偵ではなく作家で、かつ犯人が裁かれても誰も救われないという状況ではあったが、その危うさが今回取り返しのつかない自体になってしまった。 探偵が、犯人に自殺を進めるなんてことがあっていいのだろうか。 探偵に、失敗は許されるのだろうか。 後期クイーン問題と言われるジレンマが刺さり過ぎてなかなかしんどかった。 あと今回、太字でエラリィの心の声が入っているのがすごく好きなポイントだったんだが、かき乱されてしまったから気づけなかったのかな。ハワードたちに対する怒りがなければ脅迫者が誰だったのかなんてとんでもなく大切なポイントを無視して推理するなんて考えられないよね。
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2周目読了。やはり傑作。どうやったらこんな作品を思いつけるのか。 ■作品 エラリーが、稲妻に打たれたように「全てがわかった」というシーンがある。だが、読者目線だと、「え、何が?」「何も起こってなくないか?」というレベル。考えるべき謎自体が存在していないように見える。 だがエラリ...
2周目読了。やはり傑作。どうやったらこんな作品を思いつけるのか。 ■作品 エラリーが、稲妻に打たれたように「全てがわかった」というシーンがある。だが、読者目線だと、「え、何が?」「何も起こってなくないか?」というレベル。考えるべき謎自体が存在していないように見える。 だがエラリーの推理が披露されると「確かにそうだった」となり、そこまでに「泥棒」「恐喝」という出来事以外特に何も起こっていなかった描写に、意味があったと知る。 この作り自体が凄く、真相編の面白さも相まって、やはり傑作と感じた。 ■文学的な作品 非常に文学的で、人間ドラマが重視された作品。 人間ドラマが重視される、というのは国名シリーズには見られず、ライツヴィルシリーズに見られる特徴であるが、今作は人間ドラマ的な動きはあるものの、「謎」「手がかり」といったパズル的な要素がほぼ無いに等しく、真相編に至るまでは本格推理小説というより普通小説を読んでいるみたいな感じになる。 人間ドラマがあり、登場人物の想いが描かれ、例によってエラリーが巻き込まれる。だが、事件は?となったまま真相編へ。 ■パズル 「日本人にはわからない系」であるように思う。(予想すらできないレベル。わかったら相当すごいと想う) 自分は、どう考えても日本人には解けない系の、例えば英語や海外の文化が関連したダイイングメッセージだったり暗号ものだったりはあまり好きではなく、考えれば全体はともかく一部はわかる、という作品の方が好み。 なのでその点だけで言うと「微妙」という感想になるが、本作はそれを上回る作品の作り、テーマ性自体の凄さ、本格ミステリと文学の融合があり、それらがマイナス点を遥かに上回る傑作と感じた。
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ここまで読んだライツヴィルシリーズの中で一番面白かった。 十日間のうち、八日目の最後まで殺人が起きない。それまでは、伏線なんだろうとは思いつつもこれがどう繋がってくるんだろうと思うような出来事が色々と発生する。エラリーの心の声が別フォントで表記されておりそれがツッコミみたいになってて(特に三日目)面白かったんだけど、結末を知るとこの心の声の部分でエラリーが犯人の狙い通り考え動いてたということがより明らかになっている…。 途中サリーとハワードの無計画な感じにもそれに協力してしまうエラリーにも若干イライラしたが、そういうイライラも回収してくれる結末になっていた。 犯人がエラリーのファンであることなど些細な部分も伏線になっていて、殺人事件をとりまく全体像が見事に解き明かされるのはさすがだった。 エラリーが探偵を辞めると宣言するのも納得のやられ方。最後の自殺誘導はどうなのと思いつつ、まぁ他にも見たことある結末なのでそういう時代だったのかなと…。 九尾の猫を先に読んでしまっていたけど、ここは順番通りに読むべきだった……。
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