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十日間の不思議 新訳版 ハヤカワ・ミステリ文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2021/02/17 |
| JAN | 9784150701543 |
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十日間の不思議 新訳版
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商品レビュー
3.9
21件のお客様レビュー
驚くほど面白かった! 近ごろ、読んでいるとずっと心にズンとくる物語や頭を使う作品が続いていたため、図書館で気晴らしに何気なく手に取った作品だった。 以前エラリイ・クイーンの国名シリーズと短編集を1冊ずつ読んだことがあり、探偵エラリイには面白さにおいて信頼はあったものの、予想を上...
驚くほど面白かった! 近ごろ、読んでいるとずっと心にズンとくる物語や頭を使う作品が続いていたため、図書館で気晴らしに何気なく手に取った作品だった。 以前エラリイ・クイーンの国名シリーズと短編集を1冊ずつ読んだことがあり、探偵エラリイには面白さにおいて信頼はあったものの、予想を上回る面白さだった。 面白すぎて本を置いて立ち上がり、一人で部屋をウロウロするくらい。面白くて神に感謝した。 事件の仕組みやら叙述トリックやら、本格ミステリにおける基本的な面白さはもちろん、巻末の解説にもあるとおり本作には文学的な部分でとても惹きつけられるところが多かった。 今まで読んだことのある初期クイーン作品や短編集で感じた本格ミステリものによく見られる装置的な小説ではなく(本格ミステリものは「そういうものだ」という前提で読んでいるため普段は気にならない)、エラリイをはじめ登場人物たちががとても人間臭く、その生々しい言動はとても個人的な心理によって生まれ、勝手に小説内を動き回っている。その一見アンコントロールで自然な人間模様が、どんどんミステリに収束されていく鮮やかさときたら! ミステリの装置としてはどうでもいいように思えるような描写さえも、8日目以降に全てが回収されていく。(しかもその全てを作中で明確に文章で説明せずとも自然と回収されている!) 文学としても本格ミステリとしても完成されていて、そりゃ傑作と言われているはずだと頷ける。 以前から探偵クイーンシリーズはいつか読破しようと思っていたけれど、その目標のモチベーションがさらに高まる読書体験だった。
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ハワード・ヴァン・ホーンは夢遊病に悩まされていた。その日も見ず知らずの安宿で目覚める。シャツには血がついている。死ぬことも考えたハワードだが、この街に住む旧友エラリー・クイーンを訪ねた。 エラリー・クイーンは推理小説作家で、NY市警警視の父の捜査協力して素人探偵としても名を挙げて...
ハワード・ヴァン・ホーンは夢遊病に悩まされていた。その日も見ず知らずの安宿で目覚める。シャツには血がついている。死ぬことも考えたハワードだが、この街に住む旧友エラリー・クイーンを訪ねた。 エラリー・クイーンは推理小説作家で、NY市警警視の父の捜査協力して素人探偵としても名を挙げていた。二人は10年ぶりの再会だった。 エラリー・クイーンはハワードから相談を受ける。夢遊病の時になにかしているのではないか? ハワードの邸宅はライツヴィルにある。父親は富豪で「父」たる器量を持ったディードリッチ、父の弟で陰険なウルファート、二人の母親で時間の止まったような老婦人クリスティーナ、そしてディードリッチの若妻サリー。 エラリー・クイーンは、サリーに魅力を感じ、包容力のある実業家ディードリッチの歓迎を快く感じる。だが何かが起きそうだ。 そしてハワードからある相談を受ける…。 === これは、探偵小説としての犯人探しだけでなく、探偵が直面する問題、探偵が常に考えなければいけない問題に向かい合っている。 いままでも探偵が事実を公にしないことはたくさんあった。しかしエラリー・クイーンが直面したのは、もっと根本的な、人間というもの、そんな人間にどのように対面するのかという問題だ。事件は解決させたものの、エラリー・クイーンの探偵としてのアイデンティティを揺るがしたこの問題。 エラリー・クイーンがこれにどういう答えを出したかは、次作「九尾の猫」でわかるようなのでそれも読まなきゃいけないではないか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
とにかくサリーとハワードの愚かな思考と行動にウンザリ。それに付き合うエラリイにさえ苛立った。それだけ血肉が通った人物描写だったんだろう。結末は、犯人がエラリイの性格まで読み込んだ上での計画実行。最後に犯人を追い詰めたとはいえ、殺人に手を貸してしまったエラリイ。まんまと踊らされたエラリイは、これを最後の事件と言い切る。犯人は非常に魅力的だった。 面白かったんだけど、もったいぶった感じが読みにくい。
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