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それでも、陽は昇る
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それでも、陽は昇る

真山仁(著者)

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それでも、陽は昇る

定価 ¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2021/02/09
JAN 9784396636043

それでも、陽は昇る

¥385

商品レビュー

3.6

22件のお客様レビュー

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2025/05/28

阪神大震災から26年、東日本大震災から10年。神戸で被災し妻子を亡くした小野寺は東北の小学校の応援教師として2年過ごし神戸に戻り災害を語り継ぐ活動を始める。「人がどんな風に生きてきて、どんな風に生きていきたいのか?」みんな違うよな。

Posted by ブクログ

2024/11/13

阪神大震災、東日本大震災について今後どうしていくかという問題を被災者との関連で説明している小説である。体験したことのない学生にもぜひ読んで自分の考えを持ってもらうことがいいと思われる。

Posted by ブクログ

2024/08/23

震災三部作の最終話で復興をテーマにした本。 小説としての描写や物語のストーリー性は第一作がダントツに良く、二作目、三作目は個人的に劣っているように感じた。だが、やや締まりがないもののこの作品では復興を扱うことで全体作品の終わりとしては良いと思う。 傾聴ボランティアでボランティアメ...

震災三部作の最終話で復興をテーマにした本。 小説としての描写や物語のストーリー性は第一作がダントツに良く、二作目、三作目は個人的に劣っているように感じた。だが、やや締まりがないもののこの作品では復興を扱うことで全体作品の終わりとしては良いと思う。 傾聴ボランティアでボランティアメンバーのサポートや指導を行わないように、背景や詳細を掴まず善意でやっていればなんでも良いというような自然発生的なボランティアの描写があった。これは確かに課題であるし、また第一作と扱っている問題が共通している。 復興はハード面だけでなくソフト面も気にかけるべきということ、政府や行政だけに責任があるのではなく復興を急いだ町人にも責任があるのではないかということ、復興や語り部として何を伝えられるかということのテーマは個人的に気になっていた部分で学びがあった。 行政の人が結果主義で、自分の判断のせいで他人を殺してしまったと捉えているところが印象的だった。結果ではなく真剣さや思いが大事だと思っていたが、結果主義になり償うことで自分も救われるし、相手も吐け口が見つかりお互いに生きれるという描写が自分が考えてこなかった部分だった。行政だからこその責任感と覚悟だと思う。結果主義は逆に重圧になってしまうと思っていたが、逆手にとっているのはすごく強い心持ちだと思った。

Posted by ブクログ