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ふだん使いの言語学 「ことばの基礎力」を鍛えるヒント 新潮選書
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ふだん使いの言語学 「ことばの基礎力」を鍛えるヒント 新潮選書

川添愛(著者)

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ふだん使いの言語学 「ことばの基礎力」を鍛えるヒント 新潮選書

定価 ¥1,815

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2021/01/27
JAN 9784106038624

ふだん使いの言語学

¥715

商品レビュー

4

27件のお客様レビュー

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2024/09/13

川添さんの本は、「言語学バーリトゥード1」 に次いで2冊目。同じ言語学に関する内容でも、 「バーリトゥード1」は、話題が身近でサクサク 読めたが、こちらは、沢山の例題を用いて、 言葉の違和感について読み進める 学術書のようで、少し趣きが異なるが、 実用的で有益な内容だった。 私...

川添さんの本は、「言語学バーリトゥード1」 に次いで2冊目。同じ言語学に関する内容でも、 「バーリトゥード1」は、話題が身近でサクサク 読めたが、こちらは、沢山の例題を用いて、 言葉の違和感について読み進める 学術書のようで、少し趣きが異なるが、 実用的で有益な内容だった。 私達が普段、無意識に使っている言葉の使い方 や、曖昧さが、思いがけない誤解を与えたり、 トラブルに発展する場合がある。 主語が大きい場合は、特に注意が必要。 形容するかたまりが、長くなると、曖昧になり、 誤解を招きやすい。 誘導尋問のかわし方など。 日常で役に立つ言葉の使い方が、他にも 沢山解説されている。 個人的には、特に相手のぼんやりとした言葉を 自分が都合よく受け取っていないか反省。 普段、無意識に使っている自分の言葉の使い方 には、個人の癖があるが、意識して見直す 必要があると思った

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2024/08/16

プロレス好きということで知った川添先生の言語学入門書。 普段使っている日本語の曖昧性はどこから来ていて、どうやったらそれを避けることができるかが説明されている。人の文を読んで私自身感じることが多い違和感の正体が少し理解できた気がする。そういう文を書きがち、話しがちな人に読んで欲...

プロレス好きということで知った川添先生の言語学入門書。 普段使っている日本語の曖昧性はどこから来ていて、どうやったらそれを避けることができるかが説明されている。人の文を読んで私自身感じることが多い違和感の正体が少し理解できた気がする。そういう文を書きがち、話しがちな人に読んで欲しいと思うが、概してそういう人は本を読まないのよね。 具体例は忘れたが、高校の英文和訳の授業で、意味が伝えづらい文の語順を入れ替えることで見事に問題を解決した友人のことを今でも憶えているので、私自身こういう理論が好きなんだろうと思う。 「最強のニーチェ」と同様、最後にご自身の背景が述べられており、グッときた。

Posted by ブクログ

2024/04/23

「ありそうでなかった言語学ドリル」(カバーの紹介文より)ではない。強いていうなら、「言語学で使われる分析テスト」という括りで、分析手法の一部を紹介した点は珍しいかもしれない。註釈で、論文を含む参考文献が多少豊富に提示されている点も好印象。 理論言語学者が、専門とその関連分野から...

「ありそうでなかった言語学ドリル」(カバーの紹介文より)ではない。強いていうなら、「言語学で使われる分析テスト」という括りで、分析手法の一部を紹介した点は珍しいかもしれない。註釈で、論文を含む参考文献が多少豊富に提示されている点も好印象。 理論言語学者が、専門とその関連分野から日常に役立ちそうな項目を「いいとこ取り」して解説。一般的な言葉の使い方のヒントを伝える。 理論言語学者とは、たとえるなら「〜に鑑みて」が「〜を鑑みて」になりつつあるのはなぜだろうと考える人たち。「に」が正しいと考えたり指摘したりするわけではない。 自分にとって新しい情報はほぼなかったように思うが、「少納言」という検索サービスは初めて知った。試しに「〜に鑑みて」と「〜を鑑みて」の用例を調べると22件vs16件。一番古い用例は「に」1978年、「を」1995年とあるので、やはり「を」の方が新しめの使い方なんだな〜と楽しめる。

Posted by ブクログ

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