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何とかならない時代の幸福論
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2021/01/20 |
JAN | 9784022517418 |
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何とかならない時代の幸福論
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商品レビュー
4.1
58件のお客様レビュー
どうしても日本とイギリスを比較して、イギリスの教育羨ましいとなりがちだが、まだまだ伸び代があるとも言える。コロナ禍でのブレイディさんの息子君の宿題が非常に興味深い。校則で決まっているから金髪の留学生が来ても黒髪に染めさせる、と息巻く先生がいるような学校には、絶対に子どもを通わせ...
どうしても日本とイギリスを比較して、イギリスの教育羨ましいとなりがちだが、まだまだ伸び代があるとも言える。コロナ禍でのブレイディさんの息子君の宿題が非常に興味深い。校則で決まっているから金髪の留学生が来ても黒髪に染めさせる、と息巻く先生がいるような学校には、絶対に子どもを通わせたくないが、少しずつ変わってきているのではないかと感じている。演劇の授業は是非日本でも取り入れてほしい。世間に優しく、社会に厳しい日本人。誰かが困っている場面に出くわすと、できない理由とやらない理由を延々と脳内で列挙し続けてしまう。そういう所だよなぁ、と反省。
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「世間」と「社会」の違いを説く鴻上さんと、「ぼくはイエローで〜」の著者のブレイディさんの対談形式の本。 イギリスの教育の紹介などを中心に、日本人が今後どう変わるべきかという方向性が示されています。 「エンパシー」という、その人の立場を想像する能力が多様性には重要という指摘や、...
「世間」と「社会」の違いを説く鴻上さんと、「ぼくはイエローで〜」の著者のブレイディさんの対談形式の本。 イギリスの教育の紹介などを中心に、日本人が今後どう変わるべきかという方向性が示されています。 「エンパシー」という、その人の立場を想像する能力が多様性には重要という指摘や、機会平等としての「equality」など、数々の指摘が染み入ります。 やはり、子どもの教育って大切だなあと感じました。イギリスが実施している教育が全てとは思いませんが、日本の教育も教師と生徒の相互信頼の下で、自分の頭で考える機会が必要なのではと感じました。 個人的には、ブレイディさんの息子さんが言った「日本人は、社会に対する信頼が足りないんじゃないか」という言葉に、考えさせられました。
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社会と世間の違い。私が今まで「社会」と考えていたものが、実は「世間」だったようだ。ちゃんと規則に則って動いているはずなのに、なぜこんなにチグハグなんだろう?と長年悩んでいたのは、「世間」を相手にしていたから。なるほど。
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