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ペリリュー ─楽園のゲルニカ─(10) ヤングアニマルC

武田一義(著者), 平塚柾緒

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白泉社
発売年月日 2021/01/29
JAN 9784592162209

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─(10)

¥440

商品レビュー

4.8

9件のお客様レビュー

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2022/06/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

無敵だったと思って読んでいた、小杉伍長と吉敷君が亡くなってしまった。 せっかくここまで頑張ったのに…。 そして、亡くなったと思っていた、手紙を書いた家族の皆さん。 手紙を書いたのに、やはり亡くなっていたと知らされたご家族の皆さん。 考えるだけで涙が出ました。

Posted by ブクログ

2021/11/27

この巻を人に読んで欲しくて、登録する。 もう1巻あるがそれは後日談であり、本来はこの巻が、この戦争の、最終巻。 ここで終わると、救われない気持ちが残る。一応good endingだが、裏に多数の無数のbad endingがある。それはリアルに有った事なのだろう。 この巻で、知...

この巻を人に読んで欲しくて、登録する。 もう1巻あるがそれは後日談であり、本来はこの巻が、この戦争の、最終巻。 ここで終わると、救われない気持ちが残る。一応good endingだが、裏に多数の無数のbad endingがある。それはリアルに有った事なのだろう。 この巻で、知りたかった事が分かる。この巻だけでは、気持ちがおさまらない。 だから、次の巻を読んで、真のgood endingになった気になる。 「平和」を実感して涙しているのだ。

Posted by ブクログ

2021/03/18

 田丸君の戦争が、南の島の現場で終ったのは「責任者」がラジオで「降伏」を宣言してから1年半も後のことだった。その間に、親友の吉敷君は「味方」の上官に撃たれて「戦死」した。  戦争は「国」と国」との戦いだが、そこで死ぬのは、兵士であれ戦地の住人であれ、ただの人だ。ただの人を殺すのは...

 田丸君の戦争が、南の島の現場で終ったのは「責任者」がラジオで「降伏」を宣言してから1年半も後のことだった。その間に、親友の吉敷君は「味方」の上官に撃たれて「戦死」した。  戦争は「国」と国」との戦いだが、そこで死ぬのは、兵士であれ戦地の住人であれ、ただの人だ。ただの人を殺すのは、必ずしも「敵」の銃ではないし、戦いの最中でもない。  穏やかで遠慮がちな絵柄で武田一義さんは、とても大切なことを気づかせてくれたと思う。  南の島から帰ってきた田丸君の「戦後」はどんなふうに始まるのだろう。生きて帰ることが田丸君に、故郷はどんなふうに見えるのだろう。  次号が楽しみだ。  こちらに感想を書きました。覗いてみてください。  https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202103060000/

Posted by ブクログ

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