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2040年の未来予測
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日経BP/日経BPマーケティン |
| 発売年月日 | 2021/01/08 |
| JAN | 9784822288907 |

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2040年の未来予測
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商品レビュー
3.7
264件のお客様レビュー
2020年ごろに書かれたもの。 2040年まで15年もあるが、予測から5年経った現状も考慮して、今後の方向性をつかんでおこう思った。 根拠がよく分からない予測本もあるが、成毛眞さんにはある程度の信頼感があるのでこの本を選んだ。 科学技術や医療、経済、衣食住、天災と未来予測の要素...
2020年ごろに書かれたもの。 2040年まで15年もあるが、予測から5年経った現状も考慮して、今後の方向性をつかんでおこう思った。 根拠がよく分からない予測本もあるが、成毛眞さんにはある程度の信頼感があるのでこの本を選んだ。 科学技術や医療、経済、衣食住、天災と未来予測の要素はいろいろある。 私が心配しているのは、エネルギー、食料、天災に対する備えあたりかな。 当然これらの方向性を決める政治への関心も高い。 政治家にはその場しのぎのばら撒きじゃなくて、中長期ビジョンによる政策に注力して欲しい。 エネルギー問題では、必要な時に使えない(供給力不足)という理由で再生エネルギーが軽視されている。 これを解決できるのは、十分な量の電気を溜める技術だ。 本書では「全個体電池」の話題が出てきた。 現在「半個体電池」が商品化されているが、「全個体電池」が蓄電池として大容量化できれば、再生エネルギーと併せてかなり使えそう。 食料は人口肉・養殖魚・昆虫食について言及があった。 食料不足になっても昆虫は食べたくないなあ。 米麦などの穀物については触れられていなかった。 食料事情や食料政策の未来予測は本書では分からなかった。 温暖化の影響で飢餓が進んでいることは既に実感している。 地球規模では人口は増えているのに、暴風雨や異常乾燥で耕作地や収穫量が減っている。 食料を求めて自国他国問わず強奪も起こり得るので、平和的解決が想像しにくい。 本書は、はっきりと「2040年にはこうなる」と言っていなくて、「こんな感じで世の中進んでいきそう」だと思ったことを書いている本。 成毛さんの考えに賛成できないのは「核融合に期待する」と「MMTが救世主になるかも」と言っていること。 そういう方向になるだろうと思ったのは「退職金は減るか無くなる」「マンションの価値が下がる」「学歴の意味がなくなる」など。 自分に関係なさそうなものもあるが、自分の生活に関わって来そうなものもある。 幸せに生きるために、世の中の変化とどのようにつき合っていけばよいか、事前準備のためにこういう本も必要だ。
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エビデンスを様々問うてみたくなるが、将来の方向性としてはかなり面白い。このようになっていくだろうな、と思う。
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未来予測なんてできないと思っていたが、現在を見つめればある程度未来の形を掴むことができるというのは真っ当な意見であり、チャプター1テクノロジーの進歩は非常に興味深い内容だった。 以降は話半分でも確実に日本の未来は明るくないということが書かれているが、よく考えれば納得できる内容ばか...
未来予測なんてできないと思っていたが、現在を見つめればある程度未来の形を掴むことができるというのは真っ当な意見であり、チャプター1テクノロジーの進歩は非常に興味深い内容だった。 以降は話半分でも確実に日本の未来は明るくないということが書かれているが、よく考えれば納得できる内容ばかりだった。 避けようの無い天災ばかりは仕方ないが、変わりゆく環境に都度都度悲観するのではなく、最悪な事態を想定しながら未来を描いていれば、何も知らないときの景色とは違って見える、案外悪くないと思えるだろうと感じた。
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