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赤いモレスキンの女 新潮クレスト・ブックス
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赤いモレスキンの女 新潮クレスト・ブックス

アントワーヌ・ローラン(著者), 吉田洋之(訳者)

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赤いモレスキンの女 新潮クレスト・ブックス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2020/12/21
JAN 9784105901707

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赤いモレスキンの女

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商品レビュー

4

77件のお客様レビュー

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2024/07/12

立川のジュンク堂のクレストブックスの棚に、新作の本としてディスプレイされていたのを見て購入した! 初めはタイトルの『赤いモレスキンの女』の"女"であるロールと、彼女の鞄を拾ったローランがあるきっかけで関わりを持ち、会話をし、紆余曲折があって親しくなる、そう言...

立川のジュンク堂のクレストブックスの棚に、新作の本としてディスプレイされていたのを見て購入した! 初めはタイトルの『赤いモレスキンの女』の"女"であるロールと、彼女の鞄を拾ったローランがあるきっかけで関わりを持ち、会話をし、紆余曲折があって親しくなる、そう言った王道のラブストーリーを想像していた。 でも実際に読み終えて気がついたけど、彼らが実際に会話を交わしたのは本当に終盤のほうだけ。 2人が実際に出会うまでがメインのストーリー。 本来人と出会い人生の中で関わっていく時は、顔を合わせたりお互いに同じ場所に居合わせたり、同じコミュニティや、ツールを用いて出会う。任意で出会うことがほとんどであるけど、彼らの場合は一つのハンドバッグで彼女のことを知り、彼女不在の部屋へ行き彼女の身の回りのものや、愛猫、本棚の本からどんな人物かを推察していく。そして彼女は部屋に唯一残された残された手紙や、友人からの男の特徴、彼の娘の来訪によって彼に近づいていく。とても遠回りをしながらではあるけど、運命という名の元においてはかなり直線的に繋がっているようにも感じられた。 私はこの小説の終わり方がすごく好き♡

Posted by ブクログ

2024/07/01

【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC04764275

Posted by ブクログ

2024/06/30

あま~い大人のラブストーリー、「ミッテランの帽子」を書いたアントワーヌ・ローランの「赤いモレスキンの女」。内容はというと、自宅の前で強盗にハンドバッグを取られ、やむなく泊まったホテルで暴漢に襲われ意識不明で救急搬送されたロール。そのバッグをゴミ箱で拾った書店主のローランは持ち主を...

あま~い大人のラブストーリー、「ミッテランの帽子」を書いたアントワーヌ・ローランの「赤いモレスキンの女」。内容はというと、自宅の前で強盗にハンドバッグを取られ、やむなく泊まったホテルで暴漢に襲われ意識不明で救急搬送されたロール。そのバッグをゴミ箱で拾った書店主のローランは持ち主を捜そうと、バッグに入っていた赤い手帳、そしてサイン入りのモディアノの本…。それらを見るうちにローランは見知らぬ持ち主に恋をする。 モレスキンといえばフランスのメジャーな手帳ブランドですが、原題はLa femme au  carnet rouge。赤い手帳の女。ここにブランド名を入れるのはお洒落っぽさを出したかったのか。松本清張の「黒革の手帖」の続編のようなタイトルは避けたかったのか。 そしてサイン入りの本はパトリック・モディアノの「夜半の事故」(Accident nocturne )だ。話中に本人も出てくる。モディアノはフランスのノーベル賞作家で、失われた過去の追憶や自分探しをテーマにした話を書く。そして「夜半の事故」は、交通事故にあった主人公が病院のベッドで子供の頃の記憶と重ねて自分を轢いた美女に思いを馳せ、退院後彼女を探し始める、という話だ。 この話が赤いモレスキンの持ち主ロールとオーバーラップしていく。 ローランはようやくロールを見つけ出す。でも意識を回復したロールは…。前半はバッグの持ち主を探すミステリのような展開、そして後半はラブストーリー。 偶然に偶然が重なって二人が結ばれていくラブストーリーである。昭和の名作恋愛映画「突然嵐のように」の郷ひろみと秋吉久美子のように偶然が逆に二人をすれ違わせていくストレスMAXの気の狂いそうなラブストーリーではない。二人が出会えるように偶然が前向きに動き出す。ローランの娘クロエも良い役回りを演じる。そして何より気になる人を搜したい、相手に気持ちを伝えたいと積極的に動くことが、恋愛を成就させる。若い恋もいいけれどカッコつけたり恥ずかしがったり独り相撲を取ったり、自分が身を引いたほうが相手のためになるのではないかとかくだらぬことを考えたりせずに、まずは自分本位にまっすぐ気持ちを伝えようと攻める。40歳を過ぎた2人だからこそのラブストーリーなのでしょうねえ。

Posted by ブクログ

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