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料理と利他 MSLive!Books
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ミシマ社 |
発売年月日 | 2020/12/15 |
JAN | 9784909394453 |
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料理と利他
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商品レビュー
4.1
44件のお客様レビュー
2020年12月刊行。 コロナ禍のため対面がかなわず、公開オンラインで対談したときの記録でミシマ社から発行、この会(回)は國分功一郎先生も聴講していたとのことで質問者としても登場しており、豪華メンバーだ。 東工大の中島先生はじめとした「未来の人類研究センター」の組織は利他プロジェ...
2020年12月刊行。 コロナ禍のため対面がかなわず、公開オンラインで対談したときの記録でミシマ社から発行、この会(回)は國分功一郎先生も聴講していたとのことで質問者としても登場しており、豪華メンバーだ。 東工大の中島先生はじめとした「未来の人類研究センター」の組織は利他プロジェクトを2020/2〜始めているが、そのオンライン公開講座を土井センセが聴講しており、土井センセからラブメッセージを送ったのが関係の始まりだとのこと。 しかしながら連絡をもらった中島先生側でも、奥さんからのススメでこれまで土井センセの著作、記事を読み込んでいて相当なファンだったらしく、まさしく相思相愛で実現した「奇跡」プロジェクトだというロマンチックな経緯。一方で料理の利他性というのを重んじてきた土井センセと、この利他プロジェクトは、ここで出会わなくともそのうち誰かが引き合わせていただろう必然とも言える。 土井センセは料理というものに科学者が注目してくれているのを喜んでいるが、ほかならぬ土井センセこそがこれまで発信してきた哲学、存在力に誰もが惹かれ、その結果として、生涯をかけて追究している研究テーマの料理というジャンルに興味を持たれていることについては疑いようがない。土井善晴こそ在野の研究者だ。大学教授にも芸術家にも伝統料理の作り手にも、自分の持たざる知の気配に心より敬意を払ってラブコールを送り、フレキシブルに対話に出かけていく、探究心の塊だ。 ・食材を「きれい」にする ・きもちよさそうやな〜という状態にしてあげる ・ええ加減、でいいんです ・食事は、つくってたべること これまできっと何万人もの家庭料理のつくり手を解放してきたドイズムは、キャッチーな文言も受け入れられやすいし、何より土井センセの人柄にファンが多いが、触れれば触れるほどに違う読み方ができ、理解が深くなっていくような気がする。 中島先生という最高の聞き手により(対話というよりも、土井センセに最高の意見を引き出させるインタビュアーだ)、単著よりもよりいっそう土井センセの哲学を引き出したよい本となっていると感じた。
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完全に料理は哲学です。 生き方です。 染み渡るような内容で、 形の力が抜けた上で料理が愛しくなる。 そんな対談です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・美しいものは追いかけても逃げていく。でも、淡々と真面目に仕事すること、自分が生活をするということで、美しいものは後からついてくる。 ・作為が残っていたら、気持ち悪くて食べられない。無名性の中に他力が現れる。 ・まずは、人が手を加える以前の料理を、たくさん経験するべきですね。それが一汁一菜です。ご飯と味噌汁とつけもんが基本です。そこにあるおいしさは、人間業ではないのです。人の力ではおいしくすることのできない世界です。 ・基本的に、おいしいものをつくろうということは、和食では考えない。 ・なにもおいしくしようという行為ではなくて、まさに一木の中から仏さんを掘り出すように、いわゆる彫刻的なんですよね。 ・和食は「この瞬間」のおいしさを、食べています。そういう意味では、和食はいつも変化する道中の一瞬を食べています。 ・美しいものをつくろうとするから美が逃げていく。それが自力という問題です。それに対して、「用の美」。人間が器になったときに、まさにそこに他力としての美がやってくる。
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